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2004年02月29日

 ありがとう。

「卒業制作展」初日の晩(昨日の晩です)、〈場〉のチカラ プロジェクトのメンバーが集いました。来年度から履修予定のメンバーと、これまでの履修メンバーとが顔を合わせる、最初で最後の?集まりでした。午後9時スタートだったので、最後はなんとなく終電に向けてバラバラに解散、という感じでしたが、準備・その他で大活躍だった、ちよとまろに感謝です。

3月に卒業予定の4年生から花束とプレゼントをもらいました。ありがとう。(いちおう、念のため)“卒業おめでとう”は、10日後の卒業予定者発表のあとにしましょう。

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メッセージが書かれたノート、じっくり読みました。あらためて考えてみると、なかなかユニークなキャラクターがそろっていましたね。
(あぁ、卒業の季節。「微笑みがえし」を聴こう。)

2004年02月26日

 チョー短編

研究室の掃除をしていたら、昔、R大のゼミ生がつくっていたフリーペーパーが出てきました。あぁ、懐かしい。そのなかに、“麦酒党”さんの書いた「チョー短編小説」が載っていました。懐かしさのあまり、載せてしまおう。ちょうど3年前のいまごろの話だと思います。BGMは、やはり「卒業写真」(荒井由美じゃなくて、ハイ・ファイ・セットのやつね)で。

【チョー短編小説】

 「こんなに哀しい夜はないな」と思った。
 楽しく笑って、飲んで、この店に来た。知らない間に雨が降りはじめていた。ふわふわとした空間が心地よい。もうだいぶ飲んでいるはずなのに、なぜか頭は冴えている。その日3本目のタバコのけむりを眺めながら、夢を見た。

 満開の桜の下でみんなが笑っている。とにかくみんなが愉快そうな顔をしていて、何をしても許されるのではないかと思えるほどだった。毎日がお花見だったら、いったいどうなるのだろう。なぜかポケットの中に片道切符があった。片道切符には夢がある。とりあえずは「行き」のことを考えさせてくれるから。でも、片道切符を買うには、それなりの決断も必要だ。片道切符は哀しい。とりあえずは「帰り」のことを忘れそうになるから。

 大きな桜の木が、風で揺れた。
 目の前にあるグラスは空になっていた。外に出ると、雨が冷たかった。桜前線は確実に北上をつづけているはずなのに、あたりの桜はまだつぼみがふくらんだ程度だ。ポケットの中に手を入れてみたが、片道切符は出てこなかった。ようやく信号が青になって、パチンコ屋のネオンが揺れた。
 「こんなに幸せな夜はないな」と思った。

2004年02月18日

 横浜へ行こう。

2月28日(土)・29日(日)は卒業制作展(横浜赤レンガ倉庫)に出展します(シマケンの名前で出ています…)。〈場〉のチカラプロジェクトの1年間(2003年度)をちいさな写真でふりかえりつつ。ぜひお越しください。

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こんな企画もスタートしました。
 ・カエルをさがそう。
 (どうも、“ハント”っていうことばは書くと違和感があるので、“さがそう”にしました。)

2004年02月14日

 読みかたは、オクートでいいの?

数日前に、M村くんからorkutへのお誘いメールが届きました。副査をしたS子くんの修士論文で「友だちの友だちは…」っていうのを読んでいたので、あぁなるほど、という感じですね。
で、チマチマと「ともだち」をつくろうとしているのですが、相手からまだ認められていない状態って、ちょっと寂しかったり…。でも、なんか徐々に拡がったりつながったりしていく感覚はおもしろい。“知っている”んだけど、(こっちから)「ともだち」宣言してもいいのかな…と迷うビミョーなひとが何人かいるんですよ。
(ところで、ぼくのファンはいないのかぁー?)

2004年02月13日

 〈場〉のチカラ

2004年春からの履修を希望していた皆さま:

〈場〉のチカラプロジェクトに興味をもっていただき、ありがとうございました。プロジェクト運営の都合上、どうしても人数をしぼる必要があり、選考をおこないました。
ひとを選ぶというのは本当に難しいのですが、これまでの「研究プロジェクト」での経験をふまえて、じっくり考え、結果を出しました。

ケースバイケースだとは思うのですが、ぼくの「研究プロジェクト」との接点があるか、学生にとって意味のある〈場〉かどうか…という観点から判断しました。誤解のないように書いておくと、今回の結果は「現時点での」判断だということを理解してください。つまり、履修OKという連絡が届いたひとも、実際に活動してみたら、“期待していたのとちがう”と思うかもしれません。今回、残念ながら履修できないひとについては、関心のあるテーマが具体的に整理できていなかったり、あるいは他のプロジェクトのほうがより学生のニーズを満たすと思われたり、これらはいずれも時間とともに変わる性質のものだと理解しています。

履修希望の連絡をもらった時点で、ひとつの「つながり」ができたわけですから、当然のことながら、「研究プロジェクト」の“履修”というカタチを取らなくても、必要であれば、引き続きこの「つながり」を維持し、育んでいくことができます。他の「研究プロジェクト」の内容や大学のカリキュラムについて熟知しているとは言い切れませんが、わかる範囲で学習計画などについて相談にのることもできるので、気軽に連絡してください。

2004年02月08日

 「カレル・ゼマン レトロスペクティブ」

3月13日(土)より、銀座テアトルシネマで、「カレル・ゼマン レトロスペクティブ」がはじまります。全部観たことはないのですが、個人的には『彗星に乗って』が好きです。(おととい発売となったDVDの「コレクターズ・ボックス」(8枚組)を買ってしまおうと思いつつ…)

●上映スケジュール
プログラムA 3/13(土)〜3/17(水)、4/6(火)・4/7(水)
 『ホンジークとマジェンガ』1980年/カラー/66分
 『水玉の幻想』1948年/カラー/12分
プログラムB 3/18(木)〜3/22(月)、4/8(木)・4/9(金)
 『クラバート』1977年/カラー/73分
 『クリスマスの夢』1945年/白黒/7分
 『プロコウク氏 映画製作の巻』1947年/白黒/8分
プログラムC 3/23(火)・3/24(水)
 『前世紀探検』1955年/カラー/93分
プログラムD 3/25(木)〜3/27(土)
 『盗まれた飛行船』1966年/カラー/90分
プログラムE 3/28(日)・3/29(月)
 『鳥の島の財宝』1952年/カラー/68分
 『王様の耳はロバの耳』1950年/カラー/28分
プログラムF 3/30(火)・3/31(水)
 『狂気のクロニクル』1964年/白黒/82分
プログラムG 4/1(木)・4/2(金)
 『シンドバッドの冒険』1974年/カラー/94分
プログラムH 4/3(土)〜4/5(月)
 『彗星に乗って』1970年/カラー/74分
 『カレル・ゼマンと子供たち』1981年/カラー/17分

2004年02月07日

 今学期をふりカエル(03秋)

(あぁ、もう2月ですよ)この時期、期末試験や入試などでドタバタしていますが、ちょっと気づいたこと。

たとえば、一学期に開講される授業の数(コマ数)を増やしてみる。単純に考えると、クラスの規模は小さくなる。つまり、少人数のクラスがたくさんできる…。開講科目が多様になれば、選択の幅が拡がり、学生はじぶんの関心事に応じて柔軟に学習計画を立てることができる。

というほど、単純ではありません、大学のカリキュラムは…。学生は、曜日や時間で履修計画を立てる(ことが少なくない)し、それなりに居心地の良いクラスのサイズがあります。もちろん、年度によって、入学してくる学生の“気質”(あえて“学力”とは書かない)がちがっていたり、いろいろなウワサによって、学生の履修パターンが変わったりします。

厳密な意味での因果関係はわからないのですが、今学期は少しちがいを感じました。

●看護医療学部の学生が来た…。
まず、「行動と社会関係」の授業を看護医療学部の学生が数名履修しました(過去2年間は、誰もいないか、いたとしても、わずかに1名程度)。これは、素朴によろこぶべきことです。おなじキャンパスにいながら、あまり交流する機会がないので、もっと看護医療学部の学生が履修してくれれば(もちろん、履修することに意味があれば…ですが)いいと思います。

理由はシンプルで、これまで2時限目に開講していたのを今学期は3時限目(13:00〜)にしたこと…なのかもしれません。ちょっと距離があるので、教室間の移動がやはり大変なのでしょう。3時限目にすれば、昼休み(といっても短めですが)をはさむので、余裕を持って移動できます。(授業の内容によりますが)3時限目に開講すれば、履修する学生のバリエーションが増える(かもしれない)ということでしょうか。
いずれにせよ、「行動と社会関係」の授業で取り扱っている内容(素材)は、看護医療学部の学生にも役立つと思うので(逆に、「スリーテン」「ウィンターサバイバル」などの演習について、どのように考えるか、学生の意見を聞いてみたいので)、来年度も3時限目にしてみようか…と思います。

●1時限目なのに学生がたくさん…しかも出席率はわりと高かった。
もうひとつ、「社会調査法B」(来年度より「フィールドワーク法」)にも変化がありました。過去2年間はだいたい40人程度で開講していました(とくに履修制限は必要なく、ふつうにそのくらいの規模に落ち着く感じでした)。この授業は朝が早いこともあってか、徐々に出席者数が減っていくというパターンだったのですが、今学期は70名規模(教室が窮屈ですみませんでした)、そして学期をつうじて出席率もわりと高かったと思います。

その理由は、秋学期に開講したということかもしれません(ここからは、かなり勝手な想像です)。そもそも「社会調査法B」はその名称どおり、方法論的な議論・演習が中心で、その性格上1年生(2年生)の受講が多い授業です。1年生の授業えらびは、高校生から大学生への環境の変化(あたらしい環境への適応)とともにおこなわれるので、上手くやることが重要です。大学の授業はどのくらい大変なのか、1時限目(厳密に言うと、藤沢市遠藤における1時限目)がどのくらい眠いか、グループワークにおける人間関係がどのくらいストレスを生むか…などなど、さまざまなことを実体験をともなうかたちで理解することなく、「初めての履修登録」をするわけです。(当然、かならずしも信憑性の高くないセンパイたちの助言もあったりして、ノイズが入ります)
つまり、1年生の春学期の履修計画は「初めて」のことがあまりにも多いのです。今年度は、これまで春学期の1時限目に開講してきた「社会調査法B」を、秋学期に開講したのですが、かなり学生の質(つまりは授業の質)が変わったように思います。1年生は春学期に学生生活を送り、その上で1時限目を履修するわけですから、“それなり”の意識の高さと覚悟をもった学生が履修したようです。結果として、授業そのもののクオリティも向上したと思います。

かなり感覚的で、当たり前の話ですが、じぶんの授業をどこに・どのタイミングに配置するかによって、履修する学生も変わる、ということでしょうか(当たり前、と思いつつ試したことはありませんでした)。秋学期は、いろいろな実務的な調整の結果として、開講する時間(時限)や学期が変わったのですが、ある程度はこちらで意識的に変えることができるわけです。シラバス(授業内容や運営方法)だけではなく、開講時間・時期も“実験”のために使える…ということです。

いま、来期からの〈場〉のチカラプロジェクトの履修希望者の選考をすすめている最中ですが、希望者のなかに「社会調査法B」の履修者が多くふくまれている…というのもこれまでにはなかったパターンです。ぼく自身の志向(試行)する調査方法・アプローチを、授業をつうじて知った上で「研究プロジェクト」を履修するのは、一つのパターンとして歓迎すべきなのでしょう。