[ 2004年05月 ]

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2004年05月30日

 シモムラよ、集まれ。

映画『アメリ』を観たひとなら、覚えていると思います。アメリが友だちのスチュワーデス(フライトアテンダント)に頼んで、父親が大切にしている人形に世界一周の旅をさせる…(あれは、アメリカで実際にあった話だと聞いたような)。そして、世界じゅうから写真が送られてくる…。写真を撮るほうにしてみれば、あの陶器の人形をわざわざ運ぶのは大変だと思いますが、じっさいに世界のいろいろなところから写真が届いたら、愉しいでしょうね。
で、そんな『アメリ』のシーンを想い浮かべつつ、飲み会のノリでスタートした「きょうのシモムラ」というコーナー。じつは、ブンブンという、意外と育ちが良いキャラクターです(ウォルト・ディズニーとのコラボレーションで生まれた…らしい)。

その「きょうのシモムラ」ですが、早いもので、もうすぐ1年。ふり返ってみると、いろいろなところを旅しました。いろいろなことがありました…。あまりシモムラのプライベートな生活については公開されてこなかったのですが、じつは、シモムラは四兄弟です。現在のところ、シモムラ一郎(埼玉を拠点)とシモムラ四郎(大手町あたり)が活動しており、次郎と三郎はしばらく前から消息不明です。先週の水曜日の晩、日比谷で四郎を目撃しました。いずれにせよ、1年間、シモムラは旅をしていたのです。そして、これからも。

個人的には、美術鑑賞(2003年6月10日12:45)とか、大江戸線のエスカレーター(2003年6月29日14:05)とかが好きなのですが、イギリス、ハンガリー、ウィーンあたりにも行きました。最近は、都心で残業していることが多いようです。

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一度にシモムラの1年間をふり返ってみたい場合はここをクリックしてください。

ということで、突然ですが、「きょうのシモムラ」1周年を記念して“シモムラよ、集まれ”を下記のとおり開催します。次郎も三郎も、これを読んでいたら、もうだいじょうぶだから、何も心配しなくていいから、ぜひ来てください。来るのが無理だったら、せめて無事だということを知らせてください。

・日時:2004年6月6日(日)14:30ごろ ※ほぼ1周年です。
・場所:東北大学雨宮キャンパス(農学部キャンパス)第10講義室の入り口あたり

仙台で集うことが不可能だった場合は、また企画します。

2004年05月29日

 ちょこっとPR

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・ドタバタしながらも「慶應デジ組」がデビュー。5月27日(木)の東京新聞・夕刊「みんなのデジタル」(http://www.tokyo-np.co.jp/dgi/)に、がとり(冷やし系)の記事が掲載され、「ネコミ」が紹介されました。

・麿(まろ)の連載でもちょこっと紹介されました。
Blogで広がる教授と学生のコミュニケーション - CNET Japan

2004年05月28日

 理想のスタイル (3):冷蔵庫とかコーヒーメーカーとか。

早いもので、今学期(2004年春)もだいたい「折り返し」となり、〈場〉のチカラ プロジェクトのほうの中間プレゼンテーションも終わりました。今回は、「共同研究室」の環境について。「時間割」や「教室」を脱して、インフォーマルな学び…を追求していくと「(大学の)教室」でも「(家の)じぶんの部屋」でもない、いわゆる「第三の場所」が必要になります。それは、「アトリエ」や「スタジオ」としてデザインされるわけですが、「カフェ」としての意味も重要です。

今年の1月末から「共同研究室」が利用できるようになり(おかげで、ぼくの研究室が荒れることもなくなりました)、ここ数週間はプロジェクトの中間プレゼンテーションを控えて、学生たちの「残留」が増えました。もちろん、「残留」すればクオリティの高いものができる…ということではないのですが、どちらかというとぼくは「残留派」です(じぶんが「残留」という意味ではなく)。ムダの多いミーティングには閉口しますが、“よいムダ”があることは、これまでの経験からもまちがいないと思うからです。アイデアが生まれる〈場〉は3つのB(Bed, Bath, Bus)であることが多い…とよく言われますが、「残留」はそれに近い状況をつくりだすのかもしれません。

無線LANが整備され(ちょっと弱いけど)、多くの学生がラップトップを持ち歩くようになったときの「共同研究室」には、何を揃えたらいいのか。すぐに思いついたのは「カフェ」にする…ということです。もちろん、デザイン棟のようにキッチンとかシャワーとか、そういうものも加わるのが理想ですが、とりあえず、いま与えられたスペースを最大限に活用するには、「共同研究室」という名の“たまり場”をつくることを考えました。
環境を整えるだけではダメなので、勉強はじぶんでやらなければならない。人よりも、何百倍も何千倍も孤独な時間を受け入れる覚悟をしなければならない。人ときちんと向き合って話をしなければならない。逃げずに、語らなければならない。

でもそのいっぽうで、じぶんの学びを助けてくれる、愛すべきモノたちにもこだわることが重要なのです。無線LANもラップトップも必要ですが、冷蔵庫(理想的にはガラス扉の業務用のやつ)もコーヒーメーカー(いちおうエスプレッソとかカプチーノも淹れることができる)も大切です。「図書館」での飲食は、まだまだ問題になるようですが、アメリカのいくつかの大学では、図書館やブックストア(生協)の中にスタバのようなコーヒーを出すコーナーがあります。留学中によく行った書店でも、エスプレッソを飲めるようになっていて、(高くて買えない/重くて持ち帰ることができない)大型本をパラパラめくりながら、時間を過ごしました。

じぶんと向き合う/人と向き合うコミュニケーションの〈場〉は刺激的に…。さて、ここで引用です。

Good communication is as stimulating as black coffee, and just as hard to sleep after. Anne Morrow Lindbergh
[意訳:ブラックで飲んだときみたいに、眠れなくなっちゃうんだよ。]

アイデアの生まれる(生まれてほしい)〈場〉には、コーヒーの香りがしていたり、あるいはガラス扉の冷蔵庫があったりしても、悪くはないでしょう?

(つづく)

2004年05月19日

 理想のスタイル (2):隠れたアジェンダ

さて、昨日のエントリーにさっそくコメントをいただきました(どうもありがとう)。たしかに、シマケン(ひさしぶりー)のコメントにあるように、「フォーマル」と「インフォーマル」を分けた時点で、それはある種の「時間割」をつくっているようなものですね。「フォーマル/インフォーマル」という言い方は、おそらくあとでふり返ってみたとき(あるいは状況と関わりを持たない観点から見たとき)、じぶんはどのようなとき --- どのような状況で --- 学んだかについて整理するのに便利なのかもしれません。「さぁ、いまはインフォーマルな時間だから、学びましょう!」という話ではないわけですから。

ところで、ぼくが担当している科目には、ひとつの共通するテーマがあります。年間をつうじて考えると、「研究プロジェクト」以外に「ネットワークコミュニケーション」「フィールドワーク法(旧:「社会調査法B」)」「行動と社会関係」「情報環境論」を担当していますが、いずれの科目でも“「教室」を拡張する”ということが重要なテーマになっているのです。これは、いわば“隠れたアジェンダ(hidden agenda)”なので、(書くことで“隠れた…”ではなくなるわけですが)ことなる科目間のつながりについては、あまり話したこと(整理したこと)がないはずです。それぞれの科目で取り扱うべき内容(講義科目としての目的)はちがっていても、考えようによっては、さまざまな講義内容・方法をつうじて、“「教室」を拡張する”ことの意味を、伝えたいのかもしれません。つまり、「教室」そのものの性質を変えてみる、あるいは「教室」の外へと活動を拡げることで、学習の目的・方法・場について再度考えてみる…ということです。
「研究プロジェクト」については、運用面では毎学期少しずつ実験を続けているのですが、ここ数年の考え方はさほど変わっていません。

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2004年05月18日

 理想のスタイル (1):インフォーマルな学び

日頃から「プロジェクト」について、いろいろなことを考えているのですが、なかなか整理をするのが難しく…。断片的になってしまうとは思いつつ、「理想のスタイル」として書いてみることにします。

まずは、つい昨日のできごとから。
今年の春から、大学院の「メディアデザイン」プログラム(MDP)の教員メンバーになりました(「ソシオセマンティクス」とかけもちです)。
[なぜ、加藤が「メディアデザイン」なんだ?と異論を唱えるかたもいるとは思いますが、まぁそういうことなんです…。]
MDPに所属する大学院生は、複数のレビューアドバイザーを決めて、学期中に「面談」をして、じぶんのアイデアをブラッシュアップする(あるいはちがった観点から考えてみる)ことになっています。かけもち教員とはいえ、4名の学生から連絡があって、昨日はその第1回目(一人目)。

結論から言うと、おもしろかった…。
ぼくがアドバイザーとして役に立ったのかどうかはともかく、おもしろかった…ということが重要なのです。学生が、みずから取り組んでいる課題について何らかの「こたえ」を求めているとすると、ぼくがその「こたえ」を(すでに)持っている可能性は低いかもしれない。でも、この「面談」のなかから「こたえ」のヒントが見つかる可能性はある。そういう認識で、学生と話をしました。(アドバイザーと呼ばれるにふさわしく)アドバイスをすることは、もちろん役割としてはきちんと認識しているつもりだけど、わずかな時間でも刺激的なコミュニケーションの〈場〉が構成されれば、それはとても愉快なことです。

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2004年05月17日

 来たか…。

ついに、遠藤地区にも来た(きょうクルマで来る途中に看板が…)。コメダ珈琲。
調べてみたら、すでに江田(田園都市線)には1年ほどまえに開店していたようです。

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スタバもタリーズもいいけど、コメダも捨てがたい。ドトールとも、もちろんちがいます。ぼくの感覚で言うと、昔の珈琲館(KO:HI:KANじゃなくて)のような感じかな…。やはり、モーニングを食べにいかないとだめかな?ピーナッツも食べよう。ウワサだけで、まだ食べたことのない、シロノワールも気になるところです。

2004年05月04日

 諏訪へ。

十数年ぶりに諏訪の御柱祭へ。この週は上社の里曳きと建御柱です。あれから数回、御柱の年がめぐってきたのですが、行くことができませんでした。

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【左:本宮二之御柱曳行中 / 右:曳きました。】

不思議なもので、ずっと前のことながら、記憶がよみがえりました。メドデコの動き。木遣りの声。ラッパの音。真澄の味。引き綱を通じて手にぐっとくる、あの感じ。みんなの力が綱を伝って、10トンほどあると言われる巨木に届き、動きはじめます。何枚写真を撮っても、伝えることができないのかもしれません。
快晴。思っていたよりも陽射しが強く、灼けました。