[ 2004年06月 ]

« 2004年05月 | メイン | 2004年07月 »

2004年06月22日

 ピクルスをかじりたい。

書くのが遅くなりましたが、このあいだ、『グッバイ、レーニン!』(2003年・ドイツ)を観ました。笑いながら泣いてしまうという感じです。あたりまえのことながら、「壁」って、こちら側とあちら側があるわけで。

無性にピクルスをかじりたくなりました。 pickles.gif 

行って良かった。オススメです…が、ぼくが行った日(18日、金曜日)が最終日だったので、DVDとか出てから観てください。あ、本は売っています。(Amazonへとびます)

あと、『キッチン・ストーリー』(2003年・ノルウェー=スウェーデン合作)とか、『ハナのアフガンノート』(2003年・イラン)も気になりますね。『ハナの…』は、いまは“レイトショー”じゃなくて、“モーニングショー”(9:20から)です。な、なんと大学の1限より早く始まる…。

2004年06月13日

 ちょっと「手ぶら」で。

およそ80年ほど前の5月中旬、今和次郎らがおこなった「銀座採集」。京橋から新橋までを歩きつつ、「頭からつま先まで」を採集するというフィールドワークです。「研究プロジェクト」で今和次郎について調べているグループの企画で、昨日、平成16年版の「銀座採集」がおこなわれました。

V6010023.JPG V6010025.JPG

【左:京橋にてスタート準備 / 右:採集用シート】

雨に降られることはなかったのですが、湿度の高い日でした。アップルストアに集合ののち、京橋へ。そのあとは、それぞれがあらかじめ準備されていた採集用のシートを手にして、およそ3分おきにスタート。もともとは、どこかクーラーのきいたカフェを「本部」にして、のんびりと学生たちのフィールドワークを見守っていようと思っていたのですが、人数不足のためかフツーの「調査員」となりました。ぼくは、「持ち物」シートを担当することになり、京橋から新橋まで、シートに“正”の字を記しながら歩きました。今和次郎らの方法をほぼ再現し、三越側の歩道を歩き、すれちがったひとを対象に採集。
男性を対象に1回目。ふたたび京橋に戻って、女性を対象に2回目。やはり、フィールドワークは楽しい。この面白さを体験することは、とても大事だとあらためて感じました。伊東屋を過ぎたあたりから急にひとの往来が増えて、三越前(4丁目交差点)は「難所」でした。信号を渡って、松坂屋の前くらいまで行くと、もうひとはまばらに。

昨日の「採集」で興味ぶかかったのは「手ぶら」率。ふつうに考えてみれば、なんとなく予想どおりの結果かもしれないのですが、女性の「手ぶら」はほぼ0%(ひとりだけ、小学生くらいの子供が「手ぶら」;あとは年齢を問わず、すれちがったすべての女性が何かを「持って」いました)。いっぽう、男性の「手ぶら」はけっこう多かったです。あと、「ひとりで手ぶら」も多いようです。

さて、銀座に赴く理由はひとそれぞれだと思いますが、“究極のモバイル”は、「手ぶら」なのです。それが、カッコイイのです。どうやって「仕事」を持ち歩くか。どうやって「自分の世界」を携帯するか。いろいろと工夫して、バッグの中身を軽くしたり、あるいはオシャレなバッグをさがしたり。それはそれで楽しさでもあるけれど、やはり「手ぶら」が一番。近ごろ「ユビキタス社会」などということばをよく耳にしますが、「いつでも・どこでも」のために、バッグが大きくなるのはダサイ。ケータイにすべてを凝縮するのもちょっと…。「手ぶら」で歩くこと。その解放感は格別です。

面倒な認証は「顔パス」で。“ソーシャルネットワーキング”は「いつもの店」で。そして、お勘定は「ツケ」で。これぞ、「ユビキタス」。

2004年06月07日

 きょうのシモムラ(仙台で牛タンを食べた、の巻)

さて、先日もお知らせしました、「シモムラよ、集まれ」という企画。けっきょく、仙台までやって来たのは一郎だけでした。四郎は、ギリギリのところまで旅の準備をすすめていたようですが、無理でした。次郎と三郎からは相変わらず何の連絡もありません。仙台はカラッと晴れて、気持ちのいい日曜日でした。その間に、関東地方は梅雨入りしたようです。

1086525501-04-06-06_14-12.jpg

シモムラ一郎に同行し、仙台までやってきた面々は、牛タンを食べに行ったりしつつ、日本シミュレーション&ゲーミング学会の「奨励賞」を受賞し、東北大学農学部のキャンパスを去ったのでした。

2004年06月01日

 理想のスタイル (4):キャンパスにラウンジをつくる。

社長からのコメントにありましたが、もし、コメダ珈琲で無線LANが使えたら、いいですよね(昨日前を通ったら、6月24日オープンと書いてありました)。あの距離感がまたちょうどいいような(駅までだと遠すぎるし、あの信号を越えるとなんとなくキャンパスから離れた感じになるし)。サンフランシスコを旅している友人によると、B&Nのような書店にはちゃんと?スタバがあって、みんなコーヒーを飲みながら本(これはレジで清算を済ませた本…である必要はなく、売り物の本を書架から持ってくるんです)を読んでいたりするそうです。ところで皆さん、「研究室(共同研究室)」のカフェ化は済みましたか?つぎは、キャンパスにラウンジをつくる…という話です。

昨年秋から、「メディアセンター」でも「新飲食ルール」の試行がはじまりました。「禁止エリア」を除いて、飲み物(ペットボトル等「密閉できる容器に入った飲み物」)がOKとなりました。もちろんこれは大学全体としてのルールがあるので、いろいろと変えていくのは難しいのでしょう。

※以下、まったく勝手な意見です(実現可能性は低いでしょう)。

いっそのこと、「メディアセンター」の1階をラウンジにしてしまう…というのはどうでしょうか?

もちろん、静かにひとりで本を読むことができるスペースは上の階にきちんと確保します。2階に上がるところにゲートをつくって、必要ならそこで(アメリカの大学の図書館なんかでよくあるように)カバンのなかをチェックします。
1階はどこかのコーヒー店に、「SFC店」として営業してもらいます。ついでなので、限定マグカップとかもつくりましょう。調子にのって、「残留入りブレンド(高カフェイン)」と「残留明けブレンド(高アロマ)」もメニューに加えてみます。それで、ソファとか、ミーティングに使えそうなテーブルをおきます。さらに、デザイン系・ものづくり系の研究室の試作品(照明・家具・情報家電・電子ガジェットなどなど)に触れたりできるようにしておきます(=結果としては、ユースケースの観察、試作品の評価につながります)。無線LANは使えるので、コーヒーを飲みながらメールのチェックやチャットなど快適です。当然、じぶんのラップトップにコーヒーをこぼしたときは「自己責任」です。コーヒー店でアルバイトをしている学生が多いので、バリスタはもうCNSコンサルタントのようにシフトを組んで、エスプレッソでもフラペチーノでも作ってもらいましょう。移動の時間をカットできるので、「空き時間」を有効に活用してアルバイトが可能です。ゴミの問題はGCPに考えてもらいます。

飲食物の「持ち込み」を減らすためのひとつの方法は、中で販売してしまう…ということかもしれません。もちろん「持ち帰り」も可能になります。

そんなことになったら、ぼくは読みかけの本や書類を持って通いますよ(スタンプカードもつくってください)。オフィスアワーもラウンジで…ということにします。研究室などで美味しいコーヒーを淹れることも可能ですが、数百円で(わりと)ちゃんとしたコーヒーを飲めるんだったら、教職員もそこそこ利用するのではないかと思います…。やはりコーヒーブレイクは必要ですから。そこでほかの教職員に会ったり、学生と会ったりしたら、それこそ“インフォーマル”に語ればいいのです。ムズカシイ話をする必要はないので、お互いのビジビリティをもう少し高めてみるということです。べつにことばを交わさなくたって、「あ、コーヒー買ってる」という姿を見る(見せる)ことが、意味を持ちます。
三田に通っていたころ、研究室棟にある「談話室」は、不思議な魅力をもった場所でした。教員と一緒じゃないと入れなかったのですが、先生と一緒に「談話室」にいると、他の先生が入ってきて、先生どうしが「ふつうの会話」をする。そんな場面が、とても印象的でした。三田キャンパスの、たいせつな文化のような感じがしました。

このラウンジ計画(と呼びます)、だれかプロジェクト化してマジメに考えてくれないかなぁ。ぼくは応援しますよ、全面的に。どの程度実現不可能(実現可能)なのか…ということを調査することからはじめませんか?(そう言えば、いろいろなフランチャイズ店を呼ぼうとしていた学生がいたような。あれ、その後どうなったんだろう?)

(つづく)