[ 2004年12月 ]

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2004年12月18日

 あれから

あれから、ずいぶん時間がたちました。大学生のころに一度訪れた記憶があるのですが、もしそれが思い込みだったとしたら、じつに25年近くが過ぎ去ったということになります。池袋から志木への道のりは、当時よりもはるかに短く感じました。当然のことながら、駅前はすっかり変わっていました(スタバもあった!)。でも、歩いているうちに、およそ四半世紀前に、ごく自然に戻ってしまいました。大きなマンションはそのままだし、その脇にある毎日歩いていた細い道も、そのまま。ゆるやかなスロープと、その脇にある柿の木。たくさん実をつけていました。あのころから、変わらない“シキガキ”(=志木餓鬼)なのです。

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【左:しき / 中:この道も、/ 右:この風景もあのころのままです】

生徒たちは、ぼくの話をあまりちゃんと聞いていなかったのかもしれません。朝は早かったし、ちょっと暗めのホールのイスは眠気を誘います。しかも、難しい話はしない…などと言いながら、高校生にはピンと来ない内容だったのかもしれません。でも、それでもいい…と思います。すぐにわかることばかりではなく、ゆっくりと時間をかけてこそ理解されることがらが、たくさんあるからです(まさに、それが話のテーマだったのですが)。そして、そのことに気づくのにも時間がかかるわけで。

ふだんの授業とはちがう、不思議な感覚で1時間ほど講演しました(※)。大学で、授業中の私語には慣れているはずなのに、なぜか高校生の私語はすごく気になりました。でもそれは、彼らのおしゃべりではなく、あのころのぼくにイライラした…のかもしれません。ぼくも、高校生のときは、講演者の話も聞かずに友だちとおしゃべりをしていたはずです。ひとりの志木ガキだったのですから。25年ぶりに訪れた場所で、高校生のじぶんに会ったようで、ちょっと感傷的になりつつ、東上線に揺られました(車両は当時からは考えられないほど“近代的”です)。
母校に講演に行く…という単純な話ではなく、とても不思議な気分になって、どういうわけかぐったりと疲れてしまった一日でした。あのような話で、きちんと役割を果たせたのかどうか自信はないのですが、それよりも、あのころのガキと、いまのガキたちとの出会いが実現したことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

※2005年12月17日(金)「志木演説会」(志木市民会館ホールにて)

2004年12月12日

 「フィールドワーク展」(仮)やります。

「フィールドワーク展」(仮)の計画(予告編)

■日時 2005年2月4日(金)・5日(土)・6日(日) 予定
■場所 某ギャラリー(都内)現在探索中

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【まちを彷徨い、立ち止まり、考える。】

2004年度「場のチカラ プロジェクト」のまとめとして、「フィールドワーク展」を開催します。昨年度はSFCの「卒業制作展(@赤レンガ倉庫)」に出展するかたちをとりましたが、今年度の「卒展」の日程だと調整が難しいので、ギャラリー(都内某所になる見込み)を借りて展示をします。
1年間(あるいは半年間)の成果を“世に問う”ことが重要なので、学期末のレポートを教員が読む…というのではなく、もっと広く「読者(=オーディエンス)」を意識して成果をまとめてもらいます。

■内容
・卒業制作(どのようにカタチにするかは考える必要あり。)
・フィールドワーク(桜木町でのフィールドワークのまとめる:現時点では「ショーケース」「昆虫採集の標本」のイメージ)
・絵手紙(プログ)たち(仮)
・POST
・銀座採集・冬編
・その他いろいろ

※原則として、全員に出展してもらいます。ただし、期間中のシフトその他については一部のメンバーだけで運営可能だと思います。