英語のレッスン
空が高くなってきて、秋を感じます。大学のほうは来週から授業が始まり、また慌ただしくなります。
先週(早いもので、あれからすでに1週間です)、国際学会に参加して、英語力をもう少しブラッシュアップしなければ、と思いました。ワークショップの最中は、いわばアイドリング状態のようなもので、終わるころにようやく動きはじめた感じです。ふだんから使っていないと、うまくしゃべることができませんね。

もうちょっと表現力があれば、今回のようなワークショップもさらに楽しめるはずです。かといって、語学学校に通うヒマはないし、お金はムダだし。なので、国際学会などの機会には、できるだけ英語でしゃべる場面をつくるようにしています。とにかく、日本人どうしで連まないように心がけます。空き時間に一緒にビールを飲んだり、食事に出かけたり…。そして、まちを案内するのも、英語のレッスンなのです。もちろん、テーマを共有する研究者と知り合いになるという、“社交”としての意味もあるのですが(そして、まち歩きは素朴に楽しい!)、可能なかぎり英語をしゃべっておこう、というわけです。たとえば柴又を案内しながら、じぶんの英語力の“メインテナンス”ができると思えば、こんなにお得なレッスンはない。
ただそのいっぽうで、じつは英語力のほかに、もっと重要な課題があるような気もします。まずは、日本語がしっかりしていないとダメだということです。きちんとものを考え、アイデアを明晰にしておかないと意味がないのです。そう、たんに英語力をアップする、ということではなく、活動そのもののクオリティを高める必要があります。フレンドリーなのとぞんざいなのとはちがうし、カジュアルであっても下品になってはいけない…。英語力ではなく、ものごとに対する姿勢やふるまい、礼儀、コミュニケーションのセンスをこそブラッシュアップしなければならないのかもしれません。秋の夜長を、ゆっくりと大切に過ごしたいと思います。
