[ 2006年05月 ]

« 2006年04月 | メイン | 2006年06月 »

2006年05月30日

 その後

【金沢ポッドウォーク(2006年初夏編)】
今回のフィールドワークの成果として、以下の10本を公開しました。いずれも5月21日(日)の午後に収録しました。iPodなどにダウンロードして、聞きながら歩いてみましょう。金沢、遠い…というひとは、イアホンで聞くだけでも、けっこう愉しめます。ラジオ(FMじゃなくて、AMですよ)の雰囲気。

060521.JPG

【2006年5月21日(日):片町ラブロ前からスタートです。】

(1) 21世紀美術館へ(2) 忍者寺へ(3) 麩饅頭デビュー(4) ソフトクリームを片手に(5) 飴を買いに(6) 長町・武家屋敷へ(7) 大円寺へ(8) にし茶屋街をめざして(9) 老舗記念館へ(10) 甘味どころへ


今回のポッドウォーク収録の一部は、パステルラボとの共同実験でした。そのことが、以下のように新聞に掲載されました。

【プレス】
・日経産業新聞(朝刊)2006/5/29 パステルラボ 障害者支援事業を拡大 音声案内装置、慶大と研究
[ 060529-1.pdf]
※5/23の日経北陸版とほぼおなじ記事ですが、“音声案内装置”になってます。

・日本経済新聞(朝刊)2006/5/29 [産学協同]障害者の生活を支援
[ 060529-2.pdf]

・日本経済新聞(北陸版:朝刊)2006/5/23 パステルラボ 障害者支援事業を拡大 「道を音声案内」慶大と研究
[ 060523.pdf]

・北國新聞(朝刊)2006/5/22 市中心商店街 「耳で聞く地図」収録 慶大生と視覚障害者ら
[ 060522.pdf]

あと、今回、「ぷちインターンシップ」でお世話になったお店のブログでも「ネタ」にしていただきました。
慶應義塾大学 環境情報学部 ぷちインターンシップ片町・金港堂
プチ職業体験広坂・北山堂

2006年05月25日

 UbiComp2006

今年も、UbiCompでPICS (Pervasive Image Capture and Sharing) Workshopがあります。

PICS Workshop
UbiComp2006

2006年05月22日

 初夏の金沢

5月20日(土)〜21日(日)、金沢に行ってきました。昨年12月の調査から、およそ5か月ぶりです。シュウカツ中の学生が多いということもあって、参加した学生は9名でした。

20日(土)は、市内の片町商店街を中心とするエリアで、「ぷちインターンシップ」を実施しました。九谷焼などの伝統工芸の店、常連の訪れる喫茶店、紳士服店など、いずれも歴史のあるお店ばかりです。お昼ごろから夕方まで、それぞれの店で働きながら、まちの人びとを観察する試みです。当然のことながら、お店のひとと話をすることになるので、見るだけではなく、コミュニケーションをつうじてまちやひとを理解する機会になります。ぼくは、Y部さんといっしょに、順番に店を回りました。雨模様だったためか、人どおりが少なかったように思います。それぞれの“職業体験”については、ポストカードにまとめる予定です。

nishi.jpg

【2006年5月21日(日):にし茶屋街にて】

21日(日)は快晴。初夏の日差しのなか、金沢のまちを歩くことができました。午前中は、タテマチ商店街のメインストリート(全長およそ500メートル)で「風俗採集」をおこないました(昨年12月に実施予定だったのですが、大雪のために中止となりました)。これは、今和次郎の「東京銀座街風俗記録」(1925)の方法をできるかぎりトレースして、道ゆく人びとの髪型、持ち物、服装などをチェックするものです。11時前にスタートしたのですが、徐々にひとが増えていくのがわかりました。ひとり4回、新竪町商店街側から片町に向かって歩き、すれちがう人びとを記録しました。今回は、た●ちんらが開発中の「和次郎カウンター」のテストも併せて実施しました。結果がまとまったら報告します。

午後は、2名一組でポッドウォークを収録しました。どのような内容のものが収録されたのか、まだ聞いていないのですが、近日中にアップしますのでお楽しみに。

詳細もふくめ、順番に成果をまとめて紹介していくつもりです。せっかくの調査旅行なので、いろいろと盛り込んで、けっこう疲れましたが、無事に終了。
いつものことながら、今回も多くのかたがたにお世話になりました。ひとりひとり、お名前を挙げることはできませんが、まずは、ここで感謝を申し上げます。ありがとうございました。

※20日の様子が紹介されました。
【プレス】
・北國新聞(朝刊)2006/5/21 商店街の魅力「内側」から探る 市中心部 慶大生が職業体験 写真も撮影、絵はがきに
[ 060521.pdf]

2006年05月16日

 歩く (5月前半)

5月前半の歩数です。
→ グラフでみる5月1日〜15日の歩数

【ふりかえり】 5月前半はちょっとばらつきがあります。東海道53次では、15日の時点でようやく大津を通過しました。3月はじめに日本橋を出発している、という計算なので、2か月半かかっています。金沢のフィールドワークに出かける前には、復路に入れそうです。この15日間で129,229歩(1日平均およそ8,615歩)。

2006年05月15日

 「内側」から見る

今週末は、ふたたび金沢に出かけてフィールドワークをおこないます。最近、ポッドキャスティングが流行りのせいか、このあいだの新聞記事も「音声ガイド」の話(ポッドウォークの収録)が中心になっていますが、今回の“メイン”は、「ぷちインターンシップ」です。

まちを歩き、人びとを観察することは、フィールドワークの基本です。ただ、それだけでは、“趣味”のまち歩きになってしまいます。フィールドワークの面白さ、そして難しさは、対象となる地域に暮らす人びととの距離を理解し、関係性を育んでゆくところにあります。もちろん、いきなりこのようなことを考えたり、実践したりするのは難しいので、まずはカメラを持って、まちを歩き回ることからはじめます。そして、その次の段階では、もう少し人びとの生活に近づいてみるのです。そのために、「ぷちインターンシップ」という方法を試みています。「ぷちインターンシップ」は、半日ほどの職業体験をしながらおこなう参与観察です。

昨年の4月、葛飾柴又で、鰻屋、団子屋、漬物屋、佃煮屋など、昔ながらの店で「ぷちインターンシップ」を実施しました。24名の学生が参画し、10の店舗にふたりずつ、そして大きめの店には4名が「派遣」されるかたちで調査がはじまりました。

T-002.jpg

【2005年4月17日:ぷちインターンシップ(柴又)】

事前の打ち合わせは、半日の「見習い」として学生を受け入れてもらうということだけで、それぞれの対応については、各店舗にすべてまかせることにしました。学生たちに聞いたところ、その体験はさまざまで、昔気質の厳しい「見習い」経験をした学生もいれば、仕込みの様子などを細かく説明してもらい、親切にシャッターチャンスまでアドバイスを受けた学生もいました。もちろん、半日ほど店先に立つくらいで、葛飾柴又の老舗を理解することはできません。「調査」などとは言っても、実際には、かえって邪魔になったのではないかと思います。

ただ、素朴なことながら、「観光客」として店のカウンターの「外側」に立つのと、「見習い」として「内側」から道ゆく人びとを眺めるのとでは、まったくちがうのです。目の前の風景は、文字どおり180度反転します。そして、たとえば法被(はっぴ)を身につけていることで、気分は大きく変わります。この「ぷちインターンシップ」をつうじて、学生たちは、ふだん見ることのできない厨房や仕込みの様子を観察することができました。仕事の現場を間近で見ることに加え、フィールドワーカーとして、地域コミュニティでの関係形成をおこないながら、みずからの「居場所」を獲得してゆくという、重要かつ繊細なテーマの一端を学ぶ機会になったはずです。
この「ぷちインターンシップ」については、ポストカードにまとめました。まちを歩き回ることはなかったのですが、それぞれの店での体験を写真と文章で構成し、店のロゴを併せて印刷しました。いくつかの店のレジ脇には、ポストカードが並んでいます。

今回は、株式会社 金沢商業活性化センター(金沢TMO)のおかげで、金沢市の8つの店舗をご紹介いただくことができました。これからごあいさつを差し上げるつもりですが、どうぞよろしくご指導ください。

【参考】2005年4月に実施した柴又での「ぷちインターンシップ」について:
・朝日新聞(朝刊・東東京版)2005/4/22 柴又の温かさ 店で働き実感 慶大生、プチ職業体験
[ 050422-1.pdf]

・日本経済新聞(朝刊)2005/4/22 柴又の店PR、慶大生協力 カメラ付き携帯の写真を絵はがきに
[ 050422-2.pdf]

2006年05月12日

 金沢フィールドワーク (2)

来週、5月20日(土)〜21日(日)に実施予定の金沢フィールドワークについて、「北國新聞」に掲載されました。これは、昨年12月に実施した調査の、第2フェーズです。

【プレス】
・北國新聞(朝刊)2006/5/11 街歩きに音声ガイド 20日から慶大生 香林坊、堅町など収録
[ 060511.pdf]

【プレスリリース】
21日(日)午後に予定している、ポッドウォーク収録の一部は、株式会社 パステルラボとの共同実験です。
・障害者のための〈耳で聞く案内マップ〉活用実験開催について(パステルラボ)
[ pr_pastellabo_060512.pdf]

4月19日付けの調査概要を、少し修正しました。以下が最新版です。
・金沢フィールドワークについて(調査概要など)(加藤研究室)
[ pr_060512.pdf]

 ドライブ

ポッドウォークは、歩く速度を体験できて、なかなか面白いということがわかってきました。
こんどは、クルマで何かできないか…と思い、試しにつくってみました。じつは、つい最近、“ドライブレコーダー”について記事を読んだので、その影響もあるかもしれません。下目黒4丁目あたり(目黒不動のすぐそば)をスタートして、目黒通り〜第3京浜〜横浜新道〜長後街道を通って、キャンパスまで向かう道のりです。思っていたよりもカメラのバッテリーが弱く、途中で録画できなくなってしまいました。およそ52分のドライブを3分半で(音は出ません)。

続きを読む "ドライブ"
2006年05月01日

 歩く (4月後半)

4月後半の歩数です。
→ グラフでみる4月16日〜30日の歩数

【ふりかえり】 4月最後の数日は、ほとんど歩数が伸びませんでした。いちおう、外に出かけたりはしていたのですが、「乗り物」を使うとやはりダメです。フィールドワークで福井・京都に出かけたときに、少しばかり歩数を稼いだおかげで、大きく崩れることはありませんでした。この15日間で131,938歩(1日平均およそ8,795歩)。

・「歩く」ということに関しては、 小林多寿子(1997)「一万歩の思想:歩く人たちの都市風俗誌」『現代風俗学研究』第3号(pp. 91- 113)現代風俗研究会  を読みました。〈身体の数値化〉という問題は、やはり面白いですね。もともと、歩数を記録するためにポケットに入れているのに、最近は、歩数計のために歩いているじぶんに気づくことがあります。
・もう一冊  泉嗣彦(2006)『医師がすすめるウォーキング』集英社新書  も読んでみました。この本は、「生活習慣病の予防・改善に…」というタイプの本ですが、“あと1000歩”が意外と大変…というのは、ほんとうにそのとおりだと感じます。