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2006年11月28日

 姉

ときどき、とても不思議なことが起きます。
もう1か月以上も前のことなのですが、幼稚園のころの同級生と再会しました。すでに、40年近く経っています。もちろん、すでにあのころの風体ではないので、ぱっと見て気づいたわけではなく、ぼくの名前が書かれていたのが目に留まり、声をかけていただいたということです。いきなり「ゆり組で一緒だった」と言われても、正直なところ、すぐに思い出すことはできませんでした。幼稚園の名前も、園長先生の名前も、そしてぼくの住んでいた近所のことも…。話をしてみると、まちがいなく同級生でした。

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それにしても、幼稚園のころの出来事をあんなに覚えているひとは、あまりいないように思います。ぼくのほうは、ほとんどの話に首をかしげるばかりで、申し訳ない気持ちでいっぱいでした(ごめんなさい)。もちろん、あのころの記憶は多少はあるのですが、たとえば、ぼくが変わった“福笑い”をつくったことなど、まったく覚えていませんでした。Kさんとの話のなかで、犬を飼っていたことも思い出しました。

ある日、Kさんは、ぼくが姉と一緒に犬の散歩をしているところに出くわしました。犬に近づいて、あやそうとしたところ、ぼくの姉が(どうやら厳しい口調で)叱ったそうです。“よその子”に噛みついたりしたら大変なので、厳しくふるまったのかもしれないし、ちょっとした人見知りのせいで意地悪な態度になったのかもしれません。でも、年上の「お姉さん」(小学生ですが)に叱られたら、きっと怖かったにちがいありません。いま聞けば他愛のないことですが、どうやらKさんにとっては鮮明な幼児体験として記憶に残っているらしく、「トラウマになっていなければいいですね…」などと言って笑いました。わずかな時間でしたが、次々と出てくる幼稚園時代の話は、すぐにじぶんの記憶と結びつかないことが多いせいか、なかなか面白いものでした。

偶然の再会のおかげで、あのころを想いました。そして、姉を想いました。忙しいのは悪いことではないのですが、慌ただしくて、なかなか会う機会がありません。季節柄、まるでお歳暮のコマーシャルのようですが、離れていても、ご無沙汰していても、誰かを想う気持ちは大切だとあらためて感じます。
もしかするとこの記事を読んでいるかもしれない姉に、「どぉ?元気?」と声をかけたいと思います。電子メールでさえ、ついつい面倒になってしまうので、ここに書いておくことにしましょう。まぁドタバタとした日常ですが、なにしろ、あのとき一緒に犬を散歩に連れて行った仲ですから、それは変わりえない“つながり”です。

2006年11月24日

 創発する社会

061122.gif『創発する社会:慶應SFC〜DNPプロジェクトからのメッセージ』が出版されました。ぼくは、第7章を担当しました。
出版に併せて、ウェブもオープンしています:創発(そうはつ)WEB

【著書(章分担)】
・加藤文俊(2006) 「ふり向けば創発:モバイルリサーチとコミュニティづくり」国領二郎(編著)『創発する社会:慶應SFC〜DNPプロジェクトからのメッセージ』 第7章(pp. 124-141) 日経BP企画

2006年11月21日

 歩く (10月後半+11月前半)

10月後半の歩数です。
→ グラフでみる10月16日〜31日の歩数

11月前半の歩数です。
→ グラフでみる11月1日〜15日の歩数

【ふりかえり】 学会出張やORFの準備などでドタバタしていたので、10月後半と11月前半をまとめてアップします(ただし、いつものように2週間ごとの集計にしてあります)。やはり、イベントへの参加(100人の東京駅展、葛飾産業フェア)やフィールドワーク(原則として木曜日)、そして学会出張のときは歩数が増えています。ORFの準備に際して、ずいぶん仕事をしたという感覚はあるのですが、それほど歩数には関係なかったみたいです。11月前半の2週間は、1日平均7,000歩をこえました。
10月後半の16日間で89,867歩(1日平均およそ5,617歩)。11月前半の15日間で107,758歩(1日平均およそ7,184歩)。

2006年11月20日

 鼎談?:ORFまであと1週間。

061120.jpgさてふたたび…。ORFの実行委員である脇田さん、田中さん、そして加藤(ぼくは実行委員ではありません…)が、こんどは昼休みのサブウェイにて。もうORFまであと1週間になって、ストレスを感じないほどストレスフルなようで、何度も録りなおし、さらにいろいろカットしていたら、けっきょくサブウェイの話が中心になりました。こんどは、ORF後に収録しましょう。

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【2006年11月15日(水)サブウェイにて収録 5分28秒 ファイル形式:MP3 構成:アドリブ】
【声の出演:脇田玲・田中浩也・加藤文俊 企画:弁当シスターズ
※ボタンをクリックすると再生がはじまります。

そうそう、田中さんの連載(ミュージアムIT情報)に書いてもらいました。ありがとうございました(あの脈絡のない話が、こんなふうに整理されるとは…)。あれから、ふり返ってみたのですが、ひとつ忘れていました。“旅”と“出会い”だけじゃなくて、“おみやげ”も大切です(くわしくは本文を)。
Acquisition Method -- 採取の技法#8

2006年11月13日

 そうだ

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そうだ京都、と思い立って出かけるくらいの余裕がほしいところですが、(ずいぶん前から決まっていた)学会発表です。ハイシーズンの京都は、やはり人で溢れていました。日曜日には急に気温が下がったので、これでかなり木々の色どりが変わるはずです。やはり、生まれたところだし、数年間、京都の大学(キャンパスは滋賀でした)で教えていたこともあって、とても懐かしい気持ちになります。事前に段取りをしておけば、R大の卒業生たちとクラス会のようなことができるのですが、いつも、京都に着いてから連絡をすることになってしまい…。でも、よい店を教えてもらいました。

【学会発表】
日本シミュレーション&ゲーミング学会(JASAG)2006年度秋季大会(@立命館大学・衣笠キャンパス)

・斎藤卓也・加藤文俊(2006)ケータイを活用したフィールド調査用ツールの開発:まちづくりゲーミングのデザインに向けて「日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会論文報告集」(2006年秋号), pp. 123-126.

[ jasag_06F-1.pdf]

・加藤文俊(2006)モバイル機器を活用した“まち歩き”のデザイン:「遊歩者」のためのメディアをつくる
「日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会論文報告集」(2006年秋号), pp. 127-130.

[ jasag_06F-2.pdf]

2006年11月10日

 わたしはここに(10月後半)

7日に放った「漂流日記」は、一時的に消息不明になりましたが、無事に保護され、ふたたびキャンパス内を彷徨っています。あのアンテナ(リーダー)って、やはりちょっとした位置関係で変わるんですね。なかなかデリケートなもんだと、あらためてわかりました。不思議なことに(まだ数日だけど)、どうもあのちいさなノートのことが気がかりです(昨日は、「落とし物」に届けられていないかどうか確かめに行ってしまいました)。

※この実験は、ベルーガ・プロジェクトのサポートによっておこなわれています。

・2006年10月16日(月)〜31日(火)、わたしはここに。















【ふりかえり】 しばらく続けてきたおかげで、キャンパスにいる間にRF-IDタグを首からかける…というのには慣れてきました。キャンパス内でのひとの動き・滞留時間などについては、これからの数週間はおもしろいはずです。ORFの準備のために、夜遅くまでいるひとが増えていくと思うので(もちろん、学期の半ばなのでいわゆる「中間レポート」の時期でもあります…)。

2006年11月09日

 坂出フィールドワーク

柴又(東京都葛飾区)、金沢(石川県)と続いてきましたが、縁あって、こんどは南へ…。
下記のとおり坂出市(香川県)でフィールドワークをおこなうことになりました。詳細は決まりしだい紹介しますが、まずは日程です。

【フィールドワーク】
日時:2006年12月9日(土)〜10日(日)
場所:坂出市(香川県)

まずは「とらP1」(2004年11月)、「かなP1」(2005年12月)のように、まちを歩くことから…。それよりも前に、なんと呼ぶかを考えましょう。(参考:きのう出た案:かがP がわP うどんP どんP?)
※業務連絡:OB/OGの参加も可能です。連絡は、(とりあえず)た●へ。

2006年11月07日

 漂流日記:つくりました。

061107.jpgいま、南さん(+その他)と一緒にRF-IDタグを利用した実験をしています。ここ数年で工事がすすめられ、10月末の時点でキャンパス内には200近いリーダー(アンテナ)が設置されました。これを使うと、人の移動履歴や滞留時間などがわかるのです。人の動きはもちろん面白いのですが、モノにつけておけば、備品の管理とか落とし物のゆくえを追うとか、いろいろな可能性があります。
そこで、タグをちいさなノートにつけて、放流(放置)してみることにしました。名づけて「漂流日記」です…。ややこしく言えば、位置情報を検出できる、「移動する交換日記」のようなものです。リーダーのある場所に置かれているかぎり、このちいさなノートの〈居場所〉がわかります。もちろん、「圏外」に持って行かれたり、いたずらされたりというリスクはありますが、ノートを見つけて、何かを書き込んで、放置しておく。その日の気分によっては、それを別の教室に持って行ってもいいのです。

何かメッセージを書くために、キャンパスを歩き回って日記を探してみるのも楽しい(かもしれない)し、あるいは、たんに日記の動きを見守っている…ということもできます。(いまはあんまり見かけなくなった)駅の「伝言板」とか、ペンション?にある「らくがき帳」のようなものが、移動する…という感じです。
ふと思いついてから、すでに1週間ほど経ったので、とにかく、つくってみることにしました。表紙にRF-IDタグを貼っただけなので、もう少し工夫できそうですが、本日の夕刻、「漂流日記」(1号)は、キャンパス内を漂いはじめました。

qr.jpgちなみに、「漂流日記」(1号)(タグは“drifter1”という名前で認識されます)がいまどこにあるか…は、ここで確認できます。もちろん、(南さんのおかげで)ケータイから〈居場所〉を知ることもできます。表紙が緑色の、ちいさな(A5サイズくらい)ノートです。もし近くに漂っていたら、ぜひ何かを書き込んでおいてください。それから、せっかくなので、「漂流日記」(1号)と記念写真を撮って、送ってください(送り先・その他はノートの表紙の裏に書かれています)。いまのところは、こんな感じです:あなたは見た。(「漂流日記」専用モブログ)

2006年11月02日

 60点

061102.jpgさて、その後の“コンパクトメディア”ですが、な●(代表)とお●ちゃん(トレースのひと)にくわえ、「チーム鮮魚主夫」(謎)のサポートもあり、無事に10月31日の朝に入稿されました。その後、細かい修正などを経て、完成に近づいています。前回の収録から、ちょうど1週間ほど経ったところで、現状について聞いてみました。ぼくも、もちろんドラフトは見ているのですが、かなり、イイものができそうな予感です。それでも自己採点は(100点満点で)60点とのことで、意外にも辛口です。

ふたりが(ささやかに)乾杯をしているところを見ると、無事に最終のゴーサインが出たようです。お疲れ様でした!出来上がりが楽しみ…。ぴー●(ロンドンのひと)も、喜んでいるはずです。あと、3週間。この日は、丸の内でポッドウォークの収録もおこないました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

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【2006年11月2日(木)丸ビル入り口付近にて収録 6分51秒 ファイル形式:MP3 構成:アドリブ】
【音楽:With Every Step:丸の内を歩く人に捧げる最高にブルースなひとときの唄 / コスゲショウタ (2006)】
※ボタンをクリックすると再生がはじまります。

2006年11月01日

 ニューオフィス

ol_177.jpg『NEW OFFICE』(第19回日経ニューオフィス賞・受賞オフィス特集号)2006年秋号が出ました。

【エッセイ】
・加藤文俊(2006) 「オフィス・ライフ (2):コミュニケーションの「場」を理解する」『NEW OFFICE』 2006年秋号(No.177, pp. 102-106) 社団法人 ニューオフィス推進協議会(NOPA)