湘南を歩く (2):鳩三郎に出会う
4月26日(木)15:30ごろ〜
晴れて、ずいぶん暖かくなりました。いかにも初夏という感じの陽気です。駅とキャンパスを結ぶ道の緑が、とてもまぶしい。きょうは、2時限目に講義をしなければならなかったので、ちょっと遅めのスタートです。鎌倉に行こうと決めていたので、戸塚経由で行くことに。それで、不覚にも電車をまちがえました。いつものクセで、東京方面行きのホームに行ってしまい、ほとんど何も考えずに、やって来た横須賀線に乗り、寝不足だったこともあって、横浜に着くまで逆向きだということに気づきませんでした。
もう、このまま家に帰ろうか…とも思いましたが、横浜で降りて向かいのホームからUターン。30分ほどのロスで、鎌倉に着いたら、もう15:30ごろでした。
きょうは、「発見」というよりは「確認」のためのまち歩きでした。というのも、先週、モノレールの沿線でたまたま鳩サブレーの工場に遭遇し、以来、「鳩的なフィールドワーク」について考えていたからです。
まずは、鶴岡八幡宮へ。確かめたかったのは、「八幡宮」の「八」が鳩になっている…ということ。ズームは使わないので、下の写真だとちょっと見にくいのですが、「八」の字は、鳩が向き合う感じになっています。なるほど。みなさんも、こんど行ったら確かめてみてください。
思っていたよりも鳩は少なかったのですが、やはりサブレーのモチーフになるくらい、この場所には欠くことのできない存在なのでしょう。鳩よりも、修学旅行生たちが、たくさんいました。
そして、いよいよ鳩三郎に会いに…。これは、まったくの偶然なのですが、いま学生たちに出している「調べ物」の課題の中に、吉田初三郎がふくまれています(※「調べ物」は、何人かの人物についてその生い立ちや仕事・作品を調べるというものです)。鳩三郎と初三郎(酷似)。それから、先週乗った湘南モノレールの上から眺める独特な距離感と、初三郎の鳥瞰図の話。さらに、そもそも初三郎が描き、切り拓いたともいうべきツーリズムの世界(いわゆる観光プロモーションのための情報デザイン?)。鳩サブレーの甘い香り…と、いろいろなアイデアが交錯して、目下のところ、キーワードは「鳩」なのです。
さて、その鳩三郎の正体とは…。皆さん、じぶんで確かめてください。ちょっと感動モノです。参道の店にあります。
17:00ごろ〜
きょうは、事前にみんなに声をかけていたのですが、その呼びかけは空しく湘南の空に吸い込まれ、ほとんど誰からも反応がありませんでした。けっきょく、4月20日付け「湘南Clip・人気の湘南人初登場1位」なひととふたりで、長谷の古民家カフェへ(これは、Yさんのおすすめだったところです)。道に迷いつつ、カフェを発見しました。文字どおり、古民家カフェで、辺りはとても静かでした。せっかくなので庭に出て、あま●のこととか、どうやってフィールドワークをすすめるか…とか、いろいろと話をしました。カフェには、猫のような身体の犬がいました。(へんな表現でごめんなさい。可愛い…ということなのですが、最初に見たときには猫だと思いました。)
ロコモコ丼とコロナ、という、即席の「湘南気取り」で時間を過ごし、肌寒くなってきたので19:00ごろには長谷をあとにしました。スタートで出遅れたこともあって、きょうは思うように歩けませんでしたが、しばらくは「鳩的」な視点とモチーフについて考えてみるつもりです。
それは、あくまでも地面に近く、でもちょっとクールに離れたところから見るというスタンスです。その姿はおのずと風景にとけ込み、みんなに愛され、面白いものを発見すると、クックルー…と思わずのどを鳴らしてしまうのであります。
●4/26に採集した音は、ここへ。
聞く写真:http://audiblephoto.net/
※今学期のゼミ(学部)のプロジェクトとして、江ノ電と湘南モノレール沿線のフィールドワークをおこなっています。記憶が新鮮なうちに、備忘をかねて書いているのでまとまりがありませんが、あらかじめご理解を。




