• 2005-06-03 23:55:26
  • ビッグマンで待ち合わせ
ひさしぶりに関西に行ってきました。つい数年前まで暮らしていたことさえ忘れてしまいそうなほど、忙しい毎日なのですが、新幹線の窓を流れる景色で、とたんに記憶がよみがえります。京都に近づくと、ほんの一瞬、キャンパスへと続く道が見えます。高架と直交するその坂道を、ふだんはクルマで通っていたのですが、きょうは上を通過です。その懐かしい風景はすぐに消えてしまい、やがて山科のトンネルを抜けます。
大阪での仕事のあと、R大のころのゼミ生と食事をしました。きょうは(というより、きょうも?)東京に戻る電車の時間を気にしながらの数時間でしたが、ひさしぶりに会って、愉しく過ごしました。卒業して、もう3年目?まだ3年目?…時間は早く過ぎているようでもあり、じつはゆっくりなのかもしれないなどと考えつつ、淀川の向こうに陽が沈むのが見えて、ビールと酎ハイというところでお開きになりました。

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職場が変わる。450キロも遠くに行く。大きな変化があったということ、とても忙しかったということは、正当な言い訳になるのかもしれませんが、やはり、あの時期は、多くのひとに迷惑をかけてしまいました(いまさら、こんなことを書くのもヘンですね)。結局のところは、西でも東でも、中途半端な仕事しかできず、不本意なじぶんに嫌悪感のようなものを抱きながら、時間が過ぎました。あの2年間は、書きかけのまま出せずにいる手紙の返事のように、あの頃からずっと心の片隅に残っているのです。「あの頃のぼくは、本当のぼくではない」などと言って、お詫びをして、償うという性質のことではないし、そもそもそんなことは不可能です。いずれは笑ってふり返ることができるだろう、と思ったりもします(きっと、そうです)。それよりも、これからどうするか、を考えることが大切なのでしょう。

たとえば若貴が、また笑いながら握手をしてくれるかどうか…それについては時間に任せるしかないのかもしれません。でも、時間が経つのを待つだけではなく、時間をつくってゆくこともできる。そう思います。べつに、何か思いつめているわけではないのです。重大な決断をしたわけでもありません。ほろ酔い気分も手伝って、きょうはなんだかいい一日だったなぁ、と余韻に浸っているのです。笑い声も“オバちゃんトーク”も「がんばれジーコ・ジャパン」も「最近、松坂世代スゴイ」の話も、他愛のないことのようでいて、確実にぼくの深いところに届きます。うむ。きょうは愉しかった。
ぼくがあの2年間を背負っていることなどとは無関係に、車窓の風景は流れます。電子メールではなく、ハガキのスピードで、これからの時間をつくりたいと思います。ありがとう。

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