• 2007-06-20 23:03:30
  • あじさい祭り
今年も、開成町(神奈川県足柄上郡)の「あじさい祭り」に行ってきました。なぜか気になる、応援したくなるこのイベントも、20回目だということです。資料によると、最初の年にはおよそ9,000人だった来場者が、平成17年には170,000人を数えました(「美しい日本の村景観コンテスト」の優秀賞にえらばれた平成11年には、228,200人!)。去年は、遅霜の影響で、いまひとつだったのですが(とはいえ114,000人)、着実に地域に根づいてきたことがうかがえます。今年も、農道をぶらぶらしながら、あじさいはもちろんのこと、このイベントを訪れているひと、運営を支えているひとを眺めました。力むところのない“自然体”のイベントで、とくに「全員参加」の雰囲気が印象的でした。



【2007年6月16日(土):開成町・あじさい祭り】
※写真をクリックするとスライドショーのように見ることができます(10枚)。

この「あじさい祭り」の基礎をつくった仕掛け人たちは、当時30代。地域住民とともに農道、水路沿いに5000株のあじさいを植えるところからはじまったそうです。そして、去年よりは今年、今年よりは来年、というように、イベントが少しずつ育まれてゆきます。つまり、地域コミュニティは、学び続けるのです。まちづくり・地域づくりにとって、「種をまく(株を植える)」ことが重要だと言われますが、こうして「花が咲く」ことで、そのアイデアや功績が報われます。
20年というスケールで、まちや地域コミュニティを考えるとき、可能性をどこまで見通すかという構想力が必要です。プランは現実的であることが求められますが、いつもの水田地帯を目の前にしながら、(20年後に)あじさいが咲いている風景や、200,000人の来場者を想い描くことができるかどうか…。“極端”ともいうべき発想こそが、毎年毎年の積み重ねの原動力になるのでしょう。また来年も行ってみたいな…という気分になるのは、のびやかな風景が気に入ったから、そして、このイベントを応援しながら、“今年よりは来年”を確かめたいからだと思います。

(♪Trivia - 山弦)

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