080201.jpg「ちょっと見てきて」という、とてもおもしろいサイトがあります。
「学生時代に住んでいたアパートは、どうなっているだろう」「あの店、まだあるかな」というような、日ごろふと考えたりすることを、「ちょっと見てきて」もらうという仕組みです。忙しかったり、距離が離れていたりするので、その確認を、「見知らぬ誰か」に代行してもらうのです。
試しに、一昨年の冬に坂出(香川県)にフィールドワークに出かけたときのことを思い出しつつ、「ちょっと見てきて」をお願いしてみました。場所についての情報を地図で大まかに指定して、文章を綴り、あとは、誰かが見てきてくれるのを待ちます。(写真は2006年12月10日に坂出で撮影)

2006年の12月、坂出に行きました。商店街の(たしか)サンロードという通りに、「みなとステーション」というちいさな空間がありました。誰もが休憩できる応接間のようになっていて、本がたくさん並んでいます。なぜか、とても不思議な魅力があり、しばらく本を眺めたりしていました。書架に、写真が1枚も貼っていないアルバムがあったので、芳名帳のようなつもりで、そのときの写真を貼り付けて帰ってきました。
まだ、あのアルバムはあるんでしょうか?ぼくが貼った写真は?そもそも、あの“みんなの広場”はどうなっていますか?
「ちょっと見てきて」いただけるとうれしいです!
よろしくお願いします(東京在住)。


「ちょっと見てきて」のポイントは、タダだということ。タダだから、本当に見てきてもらえるという保証はありません。書き込みが誰かの目にとまるかどうかさえわからないので、「ダメもと」。あまり、期待しないで待ってみます。それでも、おもしろいことに、数日後には「見知らぬ誰か」が「見てきた!」という記事を載せてくれるのです。
そもそも、「ちょっと見てきて」と頼んだり、頼まれたりすることは、タダでいいはずです。もちろん、他愛のないことだからこそ、ひとは素直に頼んだり、頼まれたりするのかもしれません。ここに、ささやかながら、とても大切なものを感じます。大げさなことをしなくても、みんなが、お互いに「ちょっと」からはじめれば、「もっと」いろいろなことができるはずです。その「ちょっと」ができるかどうかが、いま問われているような気がします。

・ちょっと見てきて http://portal.nifty.com/mitekite/index.htm
・ぼくの書き込み http://portal.nifty.com/cs/mitekite/detail/080124053596/1.htm

<<1年後に向けて | main | ひさしぶりの、野毛。 >>
--> 加藤文俊研究室
<< February 2020 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
検索
最近のエントリー
nakanohito