• 2004-09-17 10:17:19
  • 窓を開けて。
ミュンヘンで泊まったホテルで考えたこと。ドイツは“エコ大国”などと言われますが、たしかにそうだな…と思いました(実際には、そう思って見るから、すべてがそのように整理されていくということなのかもしれませんが)。バスは、アイドリングしない(そのおかげでクーラーが止まって車内が暑くなるけど、そんなことに文句は言わない)。バスタオルは、数日泊まるんだったら、毎日取り替えない(最近では日本のホテルでも書いてありますね)。まちを流しているタクシーがいないのは、ガソリンの節約につながっているはずです(でも、タクシー乗り場に行ってもタクシーがいなかったぁ…)。そして、駅などには、分別用につくられた立派なゴミ箱がありました。こういうことを、みんながきちんと、マジメに(マジメすぎるほどに)受け入れている感じがしました。

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さて、話は変わって…。滞在2日目の朝、カラになったペットボトルをホテルの机の上に置いて出かけました(ぼくとしてはゴミだから処分してください…というつもり)。その晩、部屋に戻るとペットボトルはそのまま置かれていました。ふむ、なるほど。そして翌朝、ちょっとした実験ゴゴロで、1本のペットボトル(中身はカラ)を机の上に、そして前日のもう一本をゴミ箱に入れて外出。戻ると、机の上のペットボトルはそのままで、ゴミ箱はきれいに片づいていました。あたりまえというか、予想どおりの展開です。これは、“エコ”というよりは、宿泊客の持ち物をどう扱うか…という問題です。ゴミのように見えても、もしかすると、そうじゃないかもしれない。勝手に判断して机の上のカラのペットボトルを捨てて、問題にでもなると困ったことになります。(いろいろ考えずに)とにかく毎朝ゴミ箱をカラにしておけば良いのです。いらないんだったら、ゴミ箱に入れてね…ということです。

そこで、あらためて考えてしまいました。ゴミはいったいいつからゴミになるのか…と。ティーポットに入っているお茶の葉は、たとえ出涸らしでも、ゴミではなくお茶っ葉です。ところが、なんということでしょう(「大改造!! 劇的ビフォーアフター」ふうに)。それがティーポットから出されたとたんに、“生ゴミ”になるのです。〈居場所〉が変わるだけで…。腐ったり変色したり、そういうモノの場合はともかく、いつ・どこで見るかによって、ゴミになったり、そうじゃなかったり。

まぁそんなことを考えつつ、暑いけど部屋にエアコンがついてないので窓を開け、酔って騒いでいるひとびとの声を遠くに聞きながら…。中央駅のそばのホテルの部屋。

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