5月前半の歩数です。
→ グラフでみる5月1日〜15日の歩数

【ふりかえり】 5月前半はちょっとばらつきがあります。東海道53次では、15日の時点でようやく大津を通過しました。3月はじめに日本橋を出発している、という計算なので、2か月半かかっています。金沢のフィールドワークに出かける前には、復路に入れそうです。この15日間で129,229歩(1日平均およそ8,615歩)。

今週末は、ふたたび金沢に出かけてフィールドワークをおこないます。最近、ポッドキャスティングが流行りのせいか、このあいだの新聞記事も「音声ガイド」の話(ポッドウォークの収録)が中心になっていますが、今回の“メイン”は、「ぷちインターンシップ」です。

まちを歩き、人びとを観察することは、フィールドワークの基本です。ただ、それだけでは、“趣味”のまち歩きになってしまいます。フィールドワークの面白さ、そして難しさは、対象となる地域に暮らす人びととの距離を理解し、関係性を育んでゆくところにあります。もちろん、いきなりこのようなことを考えたり、実践したりするのは難しいので、まずはカメラを持って、まちを歩き回ることからはじめます。そして、その次の段階では、もう少し人びとの生活に近づいてみるのです。そのために、「ぷちインターンシップ」という方法を試みています。「ぷちインターンシップ」は、半日ほどの職業体験をしながらおこなう参与観察です。

昨年の4月、葛飾柴又で、鰻屋、団子屋、漬物屋、佃煮屋など、昔ながらの店で「ぷちインターンシップ」を実施しました。24名の学生が参画し、10の店舗にふたりずつ、そして大きめの店には4名が「派遣」されるかたちで調査がはじまりました。

T-002.jpg

【2005年4月17日:ぷちインターンシップ(柴又)】

事前の打ち合わせは、半日の「見習い」として学生を受け入れてもらうということだけで、それぞれの対応については、各店舗にすべてまかせることにしました。学生たちに聞いたところ、その体験はさまざまで、昔気質の厳しい「見習い」経験をした学生もいれば、仕込みの様子などを細かく説明してもらい、親切にシャッターチャンスまでアドバイスを受けた学生もいました。もちろん、半日ほど店先に立つくらいで、葛飾柴又の老舗を理解することはできません。「調査」などとは言っても、実際には、かえって邪魔になったのではないかと思います。

ただ、素朴なことながら、「観光客」として店のカウンターの「外側」に立つのと、「見習い」として「内側」から道ゆく人びとを眺めるのとでは、まったくちがうのです。目の前の風景は、文字どおり180度反転します。そして、たとえば法被(はっぴ)を身につけていることで、気分は大きく変わります。この「ぷちインターンシップ」をつうじて、学生たちは、ふだん見ることのできない厨房や仕込みの様子を観察することができました。仕事の現場を間近で見ることに加え、フィールドワーカーとして、地域コミュニティでの関係形成をおこないながら、みずからの「居場所」を獲得してゆくという、重要かつ繊細なテーマの一端を学ぶ機会になったはずです。
この「ぷちインターンシップ」については、ポストカードにまとめました。まちを歩き回ることはなかったのですが、それぞれの店での体験を写真と文章で構成し、店のロゴを併せて印刷しました。いくつかの店のレジ脇には、ポストカードが並んでいます。

今回は、株式会社 金沢商業活性化センター(金沢TMO)のおかげで、金沢市の8つの店舗をご紹介いただくことができました。これからごあいさつを差し上げるつもりですが、どうぞよろしくご指導ください。

【参考】2005年4月に実施した柴又での「ぷちインターンシップ」について:
・朝日新聞(朝刊・東東京版)2005/4/22 柴又の温かさ 店で働き実感 慶大生、プチ職業体験
[ 050422-1.pdf]

・日本経済新聞(朝刊)2005/4/22 柴又の店PR、慶大生協力 カメラ付き携帯の写真を絵はがきに
[ 050422-2.pdf]

  • 2006-05-12 20:58:05
  • 金沢フィールドワーク (2)
来週、5月20日(土)〜21日(日)に実施予定の金沢フィールドワークについて、「北國新聞」に掲載されました。これは、昨年12月に実施した調査の、第2フェーズです。

【プレス】
・北國新聞(朝刊)2006/5/11 街歩きに音声ガイド 20日から慶大生 香林坊、堅町など収録
[ 060511.pdf]

【プレスリリース】
21日(日)午後に予定している、ポッドウォーク収録の一部は、株式会社 パステルラボとの共同実験です。
・障害者のための〈耳で聞く案内マップ〉活用実験開催について(パステルラボ)
[ pr_pastellabo_060512.pdf]

4月19日付けの調査概要を、少し修正しました。以下が最新版です。
・金沢フィールドワークについて(調査概要など)(加藤研究室)
[ pr_060512.pdf]

  • 2006-05-12 00:44:19
  • ドライブ
ポッドウォークは、歩く速度を体験できて、なかなか面白いということがわかってきました。
こんどは、クルマで何かできないか…と思い、試しにつくってみました。じつは、つい最近、“ドライブレコーダー”について記事を読んだので、その影響もあるかもしれません。下目黒4丁目あたり(目黒不動のすぐそば)をスタートして、目黒通り〜第3京浜〜横浜新道〜長後街道を通って、キャンパスまで向かう道のりです。思っていたよりもカメラのバッテリーが弱く、途中で録画できなくなってしまいました。およそ52分のドライブを3分半で(音は出ません)。




【2006年5月11日(木)朝:雨/くもり】
→ ダウンロードする 今日のドライブ (ファイル形式:mov)

4月後半の歩数です。
→ グラフでみる4月16日〜30日の歩数

【ふりかえり】 4月最後の数日は、ほとんど歩数が伸びませんでした。いちおう、外に出かけたりはしていたのですが、「乗り物」を使うとやはりダメです。フィールドワークで福井・京都に出かけたときに、少しばかり歩数を稼いだおかげで、大きく崩れることはありませんでした。この15日間で131,938歩(1日平均およそ8,795歩)。

・「歩く」ということに関しては、 小林多寿子(1997)「一万歩の思想:歩く人たちの都市風俗誌」『現代風俗学研究』第3号(pp. 91- 113)現代風俗研究会  を読みました。〈身体の数値化〉という問題は、やはり面白いですね。もともと、歩数を記録するためにポケットに入れているのに、最近は、歩数計のために歩いているじぶんに気づくことがあります。
・もう一冊  泉嗣彦(2006)『医師がすすめるウォーキング』集英社新書  も読んでみました。この本は、「生活習慣病の予防・改善に…」というタイプの本ですが、“あと1000歩”が意外と大変…というのは、ほんとうにそのとおりだと感じます。

  • 2006-04-30 22:57:27
  • 鯖街道の起点で、“サヴァ?”を叫ぶ。
4月22日(土)〜23日(日)にかけて、福井・京都へ出かけてきました。R大で教えていたころ、4年ほど大津に住んでいたにもかかわらず、西近江路や若狭のほうへ出かける機会がほとんどありませんでした。そのころから、一度は出かけてみたかった鯖街道。「京は遠ても十八里」 若狭から京都へと鯖をはこんだ道です。本当は、車を借りて、ちょっとノンビリと朽木〜(花折峠)〜大原を経由して京都まで走るというプランだったのですが、諸々の事情で変更。バスと電車で移動することになりました。



【2006年4月22日:鯖街道起点から熊川宿へ】
(写真をクリックするとスライドショーのように見ることができます)

敦賀で学生8名と合流して、小浜へ向かいます(ここまでで、すでに品川から4時間半以上かかりました)。そして、まずは小浜駅にほど近い、いづみ町商店街へ。ここに鯖街道・起点のレリーフがあります。ひっそりとしていて、土曜日のせいかシャッターが降りている店も少なくなかったのですが、レリーフには水を打ってあり、ちょっとだけ背筋を伸ばしました。商店街を抜けて、少し歩くと小浜湾に出ます。この日の海は、とても穏やかでした。
そのあと、近江今津行きのバスに乗って、鯖街道を走りました。厳密にいうと、小浜から今津に抜けるのは、滋賀へ向かう「九里半越え」と呼ばれるルートです。30分ほどバスに揺られて、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている熊川宿あたりで途中下車。きれいに整えられている、昔ながらの町並みを歩いてみました。歩いているひとがほとんどいなかったので(ぼくたちだけ?)、ちょっとさびしい雰囲気でしたが、かつては宿場町として多くの人やモノが行き交ったのでしょう。松木神社には、まだ桜が少し残っていました。水路を流れる水は勢いがあります。
近江今津からは、湖西線に乗って、琵琶湖を眺めながら京都へ。

こうして、4月22日(土)の正午過ぎ、鯖街道の起点に立って、“サヴァ?”と叫び、サバティカルが(正式に)はじまりました。

  • 2006-04-28 11:58:03
  • 記者会見?
ほぼ1か月前のことです。
2006年3月28日(火)13:30ごろ…あるレストランにて。

→ (mpeg4) 「記者会見」 (8sec. 592KB)

  • 2006-04-24 09:45:56
  • 小浜湾に吠えろ!
obama.jpg








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鯖街道の起点、いづみ町商店街から少し歩くと、小浜湾に出ます。穏やかな日本海に向かって、ぴー●さんが吠えます。いちおう、音声の一部に「ぴー」を入れてあります。ぴー●さんは、このあと「やさしいブレーキ」について語り、東京にお帰りになりました。
【3分13秒 ファイル形式:MP3 構成:メッセージ+音楽】
【音楽:Free! by Kitchen Cowboys / I Want To Be Rich (2002)】
 オフィシャル・サイト:Kitchen Cowboys
※曲は、アーチストの許可を得て使用しています。

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