さて、いよいよ明日から12月です。これからの去就が注目される初号機ですが、このあいだのフィールドワークの際に撮った写真です。まずは、夜の建物たち(3枚組)。いずれも線路の「こちら側」です。

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使っているひとはわかると思いますが、このカメラ、平気でボケたりしつつ(それはそれで味があるのですが)、いざというときにはシャープにピントが合ったはたらきをします(弐号機はどうなんでしょう?)。空振りは大胆に、そしてホームランは豪快に。ケータイのカメラやデジカメを使いながらも、このカメラは大切です。ヤクルトファンだけど、がんばれ、キヨハラ!

  • 2004-11-26 21:10:46
  • 初号機、ついに引退か。
最近は、ケータイのカメラで写真を撮ることが増えてきましたが、これ(ロシア生まれ)は好きで使っています(ときどきだけど)。この他にも、“トイカメラ”と呼ばれるものはいくつか持っているのですが、こういうのって、衝動的に買ってしまうのです。そして、このあいだ「限定」「記念」などのことばにあっさり負けて、弐号機を注文してしまいました。

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【左:初号機(97年冬に購入:もうすぐ7歳・健康)/ 右:弐号機(未使用)】

弐号機は、茶色い革(本革?…だと思う)がボディに巻いてあったり、蓋にエンブレムが付いていたりして。メカの部分はほとんどおなじですね。距離を合わせるレバーの動きが、わずかにちがうタッチですが。やはり、このカメラはカタチも重さも、いい感じです(やっぱり本革じゃないです)。でも弐号機に電池を入れる前に、きちんと初号機を引退させることにしましょう。

ということで、いつものフィールドへ。11月25日は初号機を持って、まちを歩きました。前に見つけた古本屋がなくなっているのでは…という不安から、それを確かめに行きました(良かった、ちゃんとありました)。それから、川を渡って、伊勢佐木町のほうへ向かいました。この日はちょうどORF2004が終わった翌日だったということもあって、フィールドワークにあまり集中できず、1時間半ほど歩き回ったら、くたくたになりました。どのような写真が撮れたのか、近いうちに載せたいと思います。ま、現像してスキャンしてっていうのが、ちょっと面倒なんですけどね。

それまでのあいだ、初号機で撮った、気に入っている写真(ニューヨーカー編)を載せておきます。

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  • 2004-11-13 23:55:44
  • ラジオは難しい。
昨日、ラジオ番組の収録がありました。インタビュー形式ではなく、30分弱の講義をするというものです(30分を2回分録りました)。ひとりだけで、マイクに向かって講義をする…というのは、なかなか難しかったです。慣れないせいか、残り時間を知らせるタイマー(電気が点くのですが)は、プレッシャーでした。
やはり、教室のように、誰かが聞いていてくれる(聞いていないかもしれないけど、とりあえず目の前にいる)ようなセッティングのほうが自然ですね。

快晴。めったに雨が降ることはないという文化の日。汗ばむくらいの陽気のなか、葛飾柴又を歩き回った。そして、一日の締めくくりは、お座敷である。どこに座っても、楽しそうに食べているみんなの姿を一望できる。お膳は少し低いところにあるから、目の前には畳が拡がっている。それは、料理をはこんでくれるひと、ビールを注いでくれるひとと対面するための「間」である。テーブルを囲むのとはちがった気分で、ひとと向き合うことになる。「間」があるのは贅沢だ。

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ktaifotoより】

残念ながら、ぼくが大学生のころには、こんなふうにお座敷で…などという機会はなかった。整然と並んだお膳を前にして、みんなの緊張と期待が部屋に漂う。カンパイをして、お膳に箸を伸ばす。お昼に食べた鴨せいろ(とても中盛りとは思えない量だった)のせいで、早くも満ち足りた気分になったので、うな重はおみやげにしてもらった。美味しいメロンが運ばれてきて、やがてみんな、お腹がいっぱいになって座椅子に背をあずけている。人に見られたら、かなりだらしない格好かもしれないが、きょうは、かまわないのだ。
うな重のふたを開けるとき、このお座敷のこと、この日のことを思い出すかもしれない。ぞろぞろと階段を下りて、店内を抜け、参道に出た。昼間の賑わいはすでになかったが、ライトアップされた帝釈天が見えた。そんな風景もおみやげにして、ちょっとひっそりとした参道を駅まで歩いた。

※【POST】用に書いたもの(仮)なので、いつもとちがって「〜である」調になっています。

  • 2004-11-02 12:53:09
  • おなじだけどちがう毎日。
11月になりました。今回の道路交通法改正にともない、「きょうのサイドミラー」を終了することとなりました。いままで以上に、この活動を続けるリスクが増大したためです(もともと、運転中のケータイはキケンだったわけですが)。

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【2003年11月17日のサイドミラー】

2003年3月にスタートし、1年半で280枚くらいのサイドミラーを採集しました。おなじ地点で撮っている写真があったり、雨の日に撮ったものが多かったり(=雨が降っているからクルマに乗っている、ということですね)、ふり返ってみるとなかなか面白いです。
[さて、クルマでカメラ付きケータイが使えなくなると、これからぼくが目撃するであろう衝撃的な事件・事故の数々、そして胸を熱くする決定的瞬間などを即座に記録し、リアルタイムで世界中に配信することができなくなりますが、まぁしかたありません。つぎの企画を考えます。]

10月21日。いつもと「反対側」を歩いてみることにしました。パチンコ屋、ラーメン屋、バー、飲み屋(ふぐの店が多い)、ディスカウントショップ、アヤシイ店、金券ショップ、そして、ちいさな古本屋。外国語が飛び交います。交差点の近くにあるお知らせ用の掲示板には、「外国語教えます」の紙が何枚も貼られていました。

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だれかに干渉することもなく、また干渉されることもなく、紛れることのできるエリアです。広い通り沿いはそれなりに人が歩いていますが、小路に入ると、人影はほとんどありませんでした。ちょうど開店準備の時間で、店の前を掃除したり、看板を外に出したり、陽があるうちは、まだ眠っているエリアなのかもしれません。「見るだけで触れない」…正統な“観察者”として歩くことができそうです。人を避けることも、クルマを避けることも心配せずに、あてどもなく、ぶらぶらできます。

2時間ほど歩き回っている間に陽が傾いて、暮れゆく空をバックに、提灯にあかりがともります。広い道路と線路に隔てられた「向こう側」は、蛍光灯がまぶしい「みらい」です。柳の葉が揺れて、ぼんやりとした提灯が並ぶ「こちら側」は、安心してとけ込める、ということでもなく、それでも、ほどよい緊張感を味わいながら「よそ者」として歩き回ることのできる、そんな場所です。「みらい」と分断された場所に、「ニューワールド」という極彩色のネオンも光ります。


※あまりにも偶然なのですが、朝の講義では電球の発明(Thomas Hughesの『電力の歴史』)について紹介し、さらにその後、10月21日が「あかりの日」であることを知りました。

そろそろ「ブログ」に飽きてきませんか?これからは、「プログ」ですよ。ぱっと見ると「ブログ」に見えるかもしれませんが、「プログ」です。ざ●まいで「プログ二人前!」なんて注文しても、何も出てきませんよ(意味不明)。「プログ」の“プ”は、プロジェクト、ペーパー、ポストカード、パーソナルなどいくつかのPではじまる単語から来ています。「プログ」は、絵手紙+フィールドノートのようなものです。今学期の場のチカラ プロジェクトは、フィールドワークを中心に構成しているのですが、そのなかで、「プログ」をはじめました。

「プログ」は、フィールドワークの帰り道、どこかでコーヒーでも飲みながら、その時・その場で綴るものです。家に帰ってから…ではなく、30分ほど寄り道をして、フィールド(=現場でのじぶんのふるまい)について考えてみる。これが重要なポイントです。観察・記録をおこなって、その段階でフィールドワークを終わりにするのではなく、あと30分、をかならず付け加える。これをフィールドワークの基本的なふるまいとして、じぶんのなかに取り込むことに意味があります。スケッチでも文字でも、場合によってはレシートや半券のコラージュでも良いので、ハガキサイズにまとめてみます。切手を貼って、それを近くのポストに投函して(ポストして)から帰るのです。これによって、タイムスタンプ(消印)も押されることになります。

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【左:プログの練習です。/ 右:試しにポストしてみます。※いずれもktaifotoより】

「プログ」の基本セットは以下のような構成となります。
 ・スケッチブック(ハガキサイズで、切り取って使えるモノ)
 ・筆記用具(色鉛筆、水絵の具、筆ペンなど)
 ・落款印(オリジナルをつくりましょう)
 ・切手

「プログ」は、「POSTメソッド」(別のエントリーでちかいうちに書きます)と組み合わせることによって、フィールドワークのトレーニングに役立ちます。それは、結局のところ、社会や文化を読み解くためのセンスと方法の獲得につながります。2001年ごろから考えている「ちいさなメディア論」(← 2001年10月に書いた文章です)の、ひとつの具体的なカタチでもあります。デジタルを拒否するのではなく、アナログへの回帰でもなく、「ユビキタス社会」で笑う(そして、「ユビキタス社会」を笑う)ための方法論です。〈いつでも・どこでも〉は、じつは〈いま・ここ〉をこれまで以上に際立たせるのです。

(続く)

10月2日(土)〜3日(日)に予定されている場のチカラ プロジェクトの合宿で、簡単な“ものづくり”をやろうと考えています。つくるものは、「落款印(らっかんいん)」です。今学期は、全員でフィールドワークに出かける予定なので、ハガキサイズの紙にフィールドワークで見たこと・感じたことを記し、じぶんの「落款」を押してポストに投函するのです。紙版(paper)のブログ(絵手紙+フィールドノート)のようなものなので、仮にプログ(plog)と呼んでおきます。

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【お試し作品】

さて、合宿前夜、サンプルがあったほうがいい…と思って、ひさびさに彫刻刀を握って、つくってみました。思っていたより削りやすいゴム板でした。なかなか楽しい。
ところで、このエントリーを書きつつ、サンプルの印面をどうやって載せようかな…と考えていたのですが。あ、うちにスキャナーあるの忘れてました。

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