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2008年06月17日

 20人の鹿児島

宇宿(うすき)でのフィールドワークの翌日、5月18日は、全員に使い捨てカメラ(27枚撮り)を配布して、写真を撮ってもらいました。「鹿児島を離れる前に、すべて撮り終える」ということだけ決めて、あとは自由です。

みんなで写真を撮る…という試みは、それほどあたらしいものではありません。たとえば、"A day in the life of ..." のシリーズは、同じ日に同じエリアで、何人ものカメラマン(ただしプロ)が撮影するというプロジェクトです。(6月22日まで、日本新聞博物館で "A day in the life of Africa" が開催されています。)
一昨年からスタートした「100人の…」シリーズは、使い捨てカメラを100人に配って写真を撮るプロジェクトです。「100人の東京駅」(2006)、「100人の浅草モダン」(2007)に続いて、今年は「100人の東京タワー」の撮影会が開かれました。こうした方法をヒントに、みんなで鹿児島を撮ってみることにしました。一枚一枚は、他愛のない日常ですが、やがては「2008年5月の鹿児島」を再現するための、貴重な「記録」になるはずです。

・20人の鹿児島 http://vanotica.net/kagop1/20/
(※じつは、無事に回収したカメラは19台です。)

2008年05月31日

 東京タワー

080531.jpg「100人の東京駅」(2006年)、「100人の浅草モダン」(2007年)に続いて、今年は「100人の東京タワー」です。あいにくの雨でしたが、撮影会に参加してきました。どうやら「常連さん」も多いらしく、最初の説明会のときは、どことなく「同窓会」のような雰囲気です。こうして1年に1度、東京のいろいろな場所で会えるのも、なかなかいいものです。
昨年は、『アウトドア般若心経』(みうらじゅん)のような感じで写真を撮ろうと思って、大失敗したので、今年はもっとシンプルにやりました。もちろん、現像してみないとわからないのですが。カサを片手に…というのはやはり面倒でした。

この日集まった100人が撮った写真は、2008年9月30日(火)〜10月17日(金)まで、ギャラリーA4(エークワッド)で展示されます。加藤研究室の展示も併設されることになっています。
※この写真はデジカメで撮ったものです。「100人の東京タワー」の写真は、展示会まで見ることができません…。

2008年05月24日

 宇宿フィールドワーク(その後)

雨が降りはじめました。はやいもので、あれからすでに1週間。鹿児島市宇宿(うすき)商店街での調査概要について、暫定版ですが、ウェブにまとめました。このあと、ドキュメントのビデオやふりかえりの内容などを追加するつもりです。

・電車を降りたくなるまち。宇宿フィールドワーク → http://vanotica.net/kagop1/

また、新聞・テレビ等で活動が紹介されました。(この他の取材分については、詳細がわかりしだい報告します。)

【プレス】
・南日本放送(MBCニュース) 2008/5/17 OA 慶大生ら宇宿商店街を取材

・西日本新聞 2008/5/18 よそ者の視点で宇宿商店街PR 社会調査実習 慶大生ビデオ制作
[ 080518.pdf]

・南日本新聞 2008/5/19 宇宿商店街の温かさ収録 慶大生16人がCM
[ 080519.pdf]

2008年05月19日

 宇宿へ行ってきました。

080517.jpgぱっと見ると、「宇宙」のようですが、「宇宿(うすき)」です。5月17日(土)〜18日(日)にかけて、鹿児島市の宇宿商店街で調査をおこないました。「リサーチ・キャラバン」としては、今年度最初で、20名ほどが参加しました(土日を利用して卒業生も3名が参加)。
もともとは、昨年度、江ノ電函館市電で実践した「中吊りギャラリー」の「鹿児島編」にしようと思っていたのですが、いろいろな経緯で、宇宿商店街を歩くことにしました(もちろん、市電とJRの駅のそばなので、市電は無関係というわけではありません)。行き当たりばったり…などと言うなかれ。「つながり」から生まれた「つながり」こそが、フィールドワークの醍醐味です。3月に下見に訪れた際に、とてもよい「出会い」があり、ほぼその日のうちに計画を変更しました。それはもう、ぼくの直感というか、もちろんK井さんのオーラに導かれたということだと思います。

じつは、下見を終えて帰ってから、宇宿商店街でのさまざまな試みを、くわしく知ったのですが、結果として、今回もとてもよいフィールドになりました。昨年の坂出(香川県)でのフィールドワークとおなじように、グループに分かれて60秒(坂出のときは30秒)ほどの映像をつくるという課題に取り組みました。徹夜でビデオを編集するのは、それはそれで「合宿」の良さがあるのですが、せっかく数百キロも旅したのですから、みんなで食べたり飲んだり、そして、地元のかたがたと語ったりという時間も必要です。『篤姫』のロケ地めぐりをしたいという学生もいるし、少しばかり見物する余裕をもつために、今回は、編集なしのビデオ作成にしました。厳密には、あとから編集できない…ということで、ポーズボタンを多用しながらカットをつないだり(ストーリーにしたがって、少しずつつなぐ)、長回しで撮ったり、というやり方です。

今回、一番うれしかったのは、地元の大学生(鹿児島国際大学・経済学部 地域創生学科)の皆さんと一緒に活動できたことです。もちろん、フォーマルな「大学間交流」ではありませんが、だからこそ、ゆるやかに過ごせたように思えます。あまり話ができなかったので、またこんど機会があればと思います。

いろいろとやりづらい面もあったはずですが、この編集なしというやり方のおかげで、夕刻から地元のかたがたを招いて上映会を開き、そのあとは交流会…という流れが実現しました。徹夜もないし、2次会(@天文館)も開くことができたし、焼酎は翌朝残らないし、スッキリです。成果については、これから整理して、また報告したいと思います。
まずは、お世話になったかたがたに、感謝の意を表します。ひとりひとり、お名前を挙げることはできませんが、今回のぼくたちの活動にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

ふと口走ったために「万暦」をいただき、さらに「匠家」では、帰り際に一升瓶を渡され、重量が増しました。うれしい重みです。

2008年04月23日

 鹿児島へ。

【かごP】
日時:2008年5月17日(土)〜18日(日)
場所:鹿児島市(鹿児島県)・宇宿(うすき)商店街を中心とするエリア
内容:今年度最初の「キャラバン」は、鹿児島です。最初は、「中吊りギャラリー(鹿児島編)」のつもりでしたが、いろいろあって、宇宿(うすき)商店街のあたりを歩き回ることにしました。わらしべ長者のごとく、偶然のご縁とご厚意に頼って、ケータイを片手に日本全国を巡る…。まだまだ続けます。

・宇宿商店街振興組合 http://www.usuki.or.jp/


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【プレスリリース】(2008/4/23)
・鹿児島フィールドワークについて(調査概要など)
[ pr_080423.pdf]

2008年03月19日

 鹿児島へ

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【2008年3月17日(月) 左:鹿児島中央駅(芝生と花と市電)/右:桜島(ドルフィンポートのあたりで)】

3月17日(月)〜18日(火)は、鹿児島に行ってきました。前回(昨年の秋)は函館でしたが、こんどはぐっと南へ。5月中旬に、鹿児島でフィールドワークを実施する予定です。

鹿児島行きは、昨年の夏の終わり頃から考えてはいたのですが、今年から大河ドラマ『篤姫』の放映がスタートしました。「鹿児島はアツアツなの」をコピーに、ちょっとした盛り上がりを見せているようです。一泊の下見旅行だったので、あまりゆっくり見物はできませんでしたが、一番印象に残ったのは、街路沿いに植えられた花です。聞いたところ、市が植えているとのこと。徹底している感じがしました。歩いていて、気持ちがいい。ポピーもパンジーも、とても鮮やかでした。それから、市電の線路のところに芝を植えるという事業も。まだ、区間はかぎられていますが、市電の線路が芝生で覆われていると、文字どおり「グリーンベルト」となって、素敵です。なんとなくヨーロッパの町並み(ストラスブールの市電とか)を思い浮かべたりします。もう少しして、芝が色濃くなったら、もっときれいになるでしょう。

いつものことながら、「つながり」が「つながり」を生みながら、調査の計画が具体化していきます。まずは昔からの友人のT(いまは鹿児島が拠点)を経由して、Mさんに知り合いました(ごちそうさまでした!)。そして、2日目の朝は、Mさん経由でKさんにも会うことができました。忙しい最中におじゃましたので、ゆっくりお話しすることができませんでしたが、こんどのフィールドワークも面白くなりそうです。具体的なことは、これから整理します。いまは、日程だけ:

【鹿児島フィールドワーク】
日時:2008年5月17日(土)〜18日(日) ※前ノリ推奨(やはり、鹿児島は近くはない…)
場所:鹿児島市(エリアは検討中)

2008年02月06日

 郵便屋さんの歩数を計ってみる。(その2)

さて、第2回目の実験です。前回の実験では、郵便屋さんが「あまり歩かなかった」ことがちょっと意外でした。また、思いがけず何人かのひとから面白いね、というコメントをいただいたので、実験(と呼ぶほどのものではありません)の精度を確かめるため、もう一度、自分宛てに歩数計を送ってみました。

(1) 投函:2008年2月5日(火)9:35ごろ。
前回より、やや早めの時刻です。今回も、デジタル歩数計をエアキャップで簡単に梱包して茶封筒に入れ、うちから一番近いポストに、投函しました。※PCの前(自宅)〜ポストまでが148歩なので、149歩めからは、ぼく以外の誰かが、ちいさな茶封筒とともに移動した歩数になります。
(2) 回収:2008年2月6日(水)18:40ごろ。
包みが届いて(戻って)いました。それを、ふたたびPCの前まではこびます。※ちなみに、うちのマンションのポストから、PCの前までが61歩です。
(3) 結果:茶封筒(郵便屋さん)は、何歩歩いたか。
デジタル歩数計を取り出して、歩数の記録を確認すると、以下のような結果でした(すべて、ぼく自身の歩数を引いた数字です)。
 5日(火):73歩
 6日(水):112歩
今回の茶封筒(前回と同じ規格・形状)は、火曜日に73歩分移動して、翌日になって、112歩分移動しました。2日間で、185歩。やはり、あまり歩かないようです。考えてみれば、集配のちいさなトラックはポストのすぐ脇に停まり、そのまま郵便局へ。仕分けの作業も、きっとかなり効率化されているはずです。配達も、うちのマンションはバイクで来るので、歩くのは、バイクから降りて、ポストのあるところまでのわずかな歩数です。最近、大きなバッグを持って歩いている、郵便屋さんの姿を見かけないことに、あらためて気づきました。たとえば『山の郵便配達』の世界だったら、数万歩の記録が残っていて、ひどく感動するはずです。まぁ、あたりまえですが、事情は、ずいぶんちがいます。
終わり。(今後も、郵便屋さんの歩数計測の実験を続けます。お楽しみに。)

2008年01月22日

 中吊りギャラリー・アゲイン

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市電車両への掲出は、昨年12月のはじめに終了したのですが、その後、渡辺さんからの提案で、まちづくりセンター(函館市地域交流まちづくりセンター)に展示されることになりました(まずは1月末まで)。(写真はnpo-koboのサイトから)

【展示(巡回?中)】
・中吊りギャラリー@まちセン http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2008/01/post_2ea1.html
・中吊りギャラリー(函館編) http://vanotica.net/hakop1/

2008年01月17日

 EXPOP:フィールドワーク展IV

expop_front.jpg年度末に開いている「フィールドワーク展」も4回目。下記のとおり開催する予定です。今春卒業予定の4年生の「卒業制作」と、「エッジを読む」をテーマにおこなったフィールドワークの成果を展示します。

【展示】
EXPOP フィールドワーク展IV
※昨年からは、卒業生たちも参加してくれるようになりました。「OB展」も同時併催です。
EXPOB OB展

・日時:2008年2月1日(金)〜3日(日) 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
・場所:弘重ギャラリー 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-36-7


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2008年01月11日

 歩く (2008年も)

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【2008年1月8日(火):多摩川 / 1月11日(金):横須賀】

しばらく、更新できずにいました。無事に新年をむかえております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
学期末・年度末に向けて、ドタバタしながらも、時間をつくって、まちを歩くようにしています。「歩く」という歩数計の記事は、(例の事件で、Windowsのマシンがデータごとなくなってしまったため)昨年の秋から書いていませんが、記録は続けています。だいたい、一日7,000歩ペースです。今年も、たくさん歩こうと思います。

2007年12月16日

 東京解読研究会(編集中)

12月15日(土)13:30〜17:00ごろまで
東京解読研究会の「銀座巡検」がおこなわれました。参加者は、(忙しい時期にもかかわらず)16名。有楽町にあたらしくできたイトシアを出発して、ぞろぞろと。クリスマスショッピング、ボーナス直後というタイミングもあってか、まちは大賑わいでした。
イトシアやマロニエゲートができて、有楽町から銀座への人の流れは確実に変わっているように見えました。交通会館も、あたらしくできた広場から眺めると、まったくちがって見えるから不思議です。そこから中央通りに抜けると、ヴィトン(松屋)、シャネル、カルティエ、ブルガリの交差点に出ます。もちろん、銀座4丁目の交差点とはちがいますが、なかなか壮観です。まちはどんどん変わっています。
(つづきはまたのちほど)

【銀座巡検のルート(関さん作成)】

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2007年12月03日

 530号

071119.jpg12月2日(日)、中吊りギャラリー(函館編)の市電(530号)での掲出を終えました。このあとは、渡辺さんからの提案で、まちづくりセンター(函館市地域交流まちづくりセンター)に展示されることになりそうです(期間などは未定)。

今回も、中吊り広告から、2次元バーコードを介してケータイサイトへのアクセスを誘導できるかどうか、簡単な実験をおこないました。具体的には、運転席の後部に展示の主旨とともにバーコードを表示し、そこから中吊りの人気投票サイトへアクセスできるようになっていました。
江ノ電のときにわかったことですが、動く電車でバーコードを読み取るのは思っている以上に難しく(しかも530号はとくに揺れます!)、また、バーコードのサイズ(印刷サイズ)も影響をあたえるようです。残念ながら(思ったとおり?)、掲出期間中、ケータイサイトへのアクセスはあまりなく、投票の大部分が「身内」によるもの(あるいは、じぶんで投票!?)でした。
※以下が期間中の投票ページへのアクセスとコメントです。作品番号14(函館 カーブ美。)に2票入りました!中吊り広告と番号(作品番号)との対応は、こちらをご覧ください。→ http://vanotica.net/hakop1/gallery/071112.html

・2007.11.19  6 テーマが素敵だと思いました。フォントがちょっと惜しいよな気がします。
・2007.11.20 14
・2007.11.20 17 自分のが1番です(笑)
・2007.11.20  2 買い物袋のトレイスが良い
・2007.11.21  8
・2007.11.30 14 たしかに!カーブはおもしろい!@いち旅行者
・2007.11.30 13 ポエムに共感!@東京人

2007年11月24日

 ミラクル・アゲイン:その後の中吊りギャラリー

中吊りギャラリー(函館編)」2日目の11月20日(火)、いとしょとでにーの二人は函館へ。できることなら、ORFでも実際に展示されている様子を紹介しようということで、撮影のための日帰り旅行です。雨が降ったり、整備のために530号が車庫入りしてしまったり、いろいろと大変だったようですが、けっきょくは無事に530号は函館のまちを走ったようです。さらには晴れて…。函館市交通局の皆さまの暖かさに触れて、帰ってきました。

【2007年11月20日(火):函館】
※写真をクリックすると、スライドショーのように見ることができます(ぜんぶで15枚)。

【プレス】
・函館新聞 2007/11/20 函館の日常 学生の視点で  最古の市電530号 中づりで発表
[ 071120-1.pdf]

・e HAKODATE 2007/11/20(函館新聞からのフィード) [http://www.ehako.com/news/news2007a/1476_index_msg.shtml]

・北海道新聞 2007/11/20 慶大研究室 市電車内に「ギャラリー」 函館の魅力「中吊り」に
[ 071120-2.pdf]

・北海道新聞 2007/11/20 慶大研究室 市電車内に「ギャラリー」 函館の魅力「中吊り」に  [http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/61583.html]

2007年11月09日

 ふたたび、函館のこと。

たびたび書いているのですが、9月末に函館で実施したフィールドワークの成果をまとめた「中吊りギャラリー」の概要が具体的になりましたのでお知らせします。

【展示】電車にゆられて、まちを想う。
・日時:2007年11月19日(月)〜12月2日(日)
・場所:函館市電 530号
※19日(月)第1便のみ、下記のとおり運行スケジュールが決まっています。他のスケジュールについては、函館市交通局にお問い合わせください。
 10:31 駒場車庫前発 → 10:35 湯の川着    
 10:38 湯の川発 5系統・函館どつく前行き 
プロジェクトの概要 http://vanotica.net/hakop1/


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【プレスリリース】(2007/11/9)
・中吊りギャラリー(函館編)について
[ pr_071109.pdf]

2007年10月28日

 中吊りギャラリー(函館編)

hakop_gallery.jpg夏に江ノ電でおこなった「中吊りギャラリー」の第2弾です。
9月末に函館で実施したフィールドワークの成果を、中吊り広告のフォーマットでまとめて掲出します。これは、何かの商品やサービスを「売る」ための広告ではありません。人びとを惹きつける場所の魅力(=場のチカラ)とは何か…。20名ほどの学生たちが、それぞれの発見や気づきを表現するのです。通常、フィールド調査の成果は、報告書やプレゼンテーションというかたちで公開されることが多いのですが、地域の人びとにより近づくために、電車を「移動ギャラリー」に見立てました。調査の成果をまちに還す、ひとつの方法です。電車に揺られて、ふとまちを想う。そのきっかけづくりになることを期待しています。
「中吊りギャラリー(函館編)」の概要が、ほぼ決まったのでお知らせします(掲出期間は延長されるかもしれません)。 画像は、10月26日時点のものです(掲出されるまでに、デザインが変更されることがあります)。

日時:2007年11月19日(月)〜12月2日(日)
場所:函館市電 530号(※運行スケジュールは、当日公表されるそうです。)530号の姿は、函館市交通局のウェブで確認しましょう。 http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/transport/train/index.html

函館のかたはもちろんのこと、この期間、函館に行く予定のあるかたは、ぜひ530号(昭和27年から走っています!)をさがしてください。ウェブ版の「中吊りギャラリー」は、準備中です。

参考:江ノ電「中吊りギャラリー」:2007年7月9日(月)〜20日(金) * 実施済み
・湘南経済新聞 2007/7/14 http://shonan.keizai.biz/headline/294/index.html

2007年10月23日

 エッジを読む

今学期の研究会(ゼミ)では、「エッジを読む」をテーマにフィールドワークをすすめています。「エッジ(へり/ふち)」は、K. リンチが挙げる、都市のイメージを構成するエレメントのひとつで、イメージとイメージとの継ぎ目(あるいは障壁)です。
各自(あるいはグループで)、学期中に最低10回はフィールドに足をはこび、逐次フィールドノート(写真や音声などのデータをふくむ)を記し、お互いの進捗を参照しながら調査をすすめることになります。

参考:「場のチカラ プロジェクト」2007年度秋 http://vanotica.net/07F/


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※それぞれのフィールドノートを読むためには、SNS(vignetters)への登録が必要です。加藤研究室のOB/OGにも招待メールを送っていますが、まだ届いていないひとは連絡してください。(いずれは、外部公開なども考えるつもりですが、いまのところは登録メンバーにかぎっています。)

2007年10月20日

 函館

学期はじめのドタバタ(+例の事件)のおかげで、あっという間に10月も後半になってしまいました。報告が遅れましたが、9月29日(土)〜30日(日)にかけて、函館のフィールドワークを実施しました。さすがに、1泊2日で北海道に出かけるのはもったいない…ということで、学生たちの大部分は、前日、あるいは前々日に北海道入りして、「本番」に臨みました。東京では、急に暑さが戻ったりという陽気でしたが、函館は最高気温が20℃くらいで、とても歩きやすかったです。
今回のフィールドワークの成果は、春学期の「中吊りギャラリー」(江ノ電)とおなじように、函館の市電の車両に掲出する計画です。まだ正式に決まっていませんが、いまのところ、11月19日(月)〜12月2日(日)の2週間、1車両を借り切って「中吊りギャラリー」にするべく調整をすすめています。(※詳細が決まりしだい、報告します。)

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【2007年9月29日 (土):函館で】

ずいぶん遅くなりましたが、お世話になった皆さまにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。いつも思うのは、一連の“フィールドワークの旅”は、よき理解者・協力者のおかげで実現するということです。
今回も、29日の「トーク・セッション」はもちろんのこと、そのあとで、みんなで居酒屋に行って、あれこれと話をする機会があったのは、とてもよかったと思います。ちょっとしたことのように思えますが、「ガイドブック」ではかなわない経験です。ぼくたち「よそ者」と、函館の人びとをくらべると、まちに対するイメージや理解は、当然ちがっているはずです。そもそも「どちらが正しいか」を問うような性質のことでもありません。わかり合うとか、認識のギャップを埋めるとか、そういうためでもなく、ふだんではありえない時間・場所で、知り合ったばかりの人たちと、しばし語らうだけ…。そのために、“リサーチ・キャラバン”を続けているのかもしれません。

2007年10月16日

 つなぎ

諸般の事情により、ウェブの更新がままならない日々が続いています。とりあえず、浅草のパノラマ写真でつないでおきます。この日は、あまり時間がなかったのですが、リーフレット用の写真を撮りに行きました。


※写真をクリックすると、スライドショーのように見ることができます(ぜんぶで8枚)

【2007年9月8日(土):浅草あたり】

2007年10月05日

 函館を歩く。

こんどは、5秒に1枚という「インターバル撮影」です。カメラを首からさげて、函館の朝市えきに市場を15分ほど歩きました。途中で、試食したり(歩いていると、次から次へといろいろ勧められます)、宅急便の伝票を書いたりしています。

【2007年9月30日(日):函館・えきに市場でワンコイン丼を食べてからスタート〜歩き回って〜試食して〜ざっと一周】

 参考:http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2007/09/3_e57e_1.html

2007年10月01日

 グルメレポーター・1年ぶり

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【2007年9月30日 (日):函館朝市えきに市場で 1分54秒 ファイル形式:MP3 構成:食べながら】

9月29日(土)〜30日(日)にかけて、研究会(ゼミ)の合宿で函館へ行ってきました。順番にその報告を書いていくつもりですが、まずは、1年ぶりのグルメレポーターです。沼津漁港のそばからお届けしてから、ちょうど1年。今回は函館の市場で、ワンコイン丼(いくら丼・かにいくら丼)を食べながらのレポートです。すぐそばの流れる水槽で、ちいさな子供がイカ釣りをはじめました。

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2007年09月27日

 出かける準備をしています。

明日から、函館に行ってきます。準備の合間に、最近の活動について。

【展示】
何度かお知らせしている「100人の浅草モダン」展は、9月28日(金)からはじまります。一昨日、もっ●ーと一緒に設営に行ってきました。

人・建築・都市を記憶する レンズ付きフィルムによる写真展「100人の浅草モダン」
・日時:2007年9月28日(金)〜10月19日(金)10:00〜18:00(日・祝日 休館)入場無料
・場所:ギャラリーA4(エークワッド)

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【2007年9月25日 (火) 左:ひとりひとりの写真。ひとりが27枚撮っているので、全部で2700枚。かなり見ごたえがあります。右:加藤研究室の展示。去年はちょっと詰め込みすぎたので、その反動でシンプルに。もっ●ーのおかげで、ずいぶん助かりました。】

【ビデオ】
春〜夏におこなったプロジェクトを紹介する、ダイジェストのビデオです。

左:フィールドワークのしめくくり(1分42秒 編集:横山治己)
坂出にフィールドワークに出かけたあと、お礼状(声のおたより)を作成している様子です。2月の「フィールドワーク展」で、“聞く写真(audiblephoto)”に使って、素材として面白い…と思っていたのですが、みんなで声を吹きこむのも楽しい雰囲気だったので、その部分だけで短いビデオを作成しました。
(※このビデオは、入院中だったは●きとのメールのやりとりのなかで企画され、実現しました。なんと、三鷹の某病院のある病室で編集されました。素材は郵送したり、ウェブ経由で渡したり、あとはメールでやりとりしつつ、こんな感じのものができました。入院生活はつらかった(ヒマだった)と思いますが、なかなか面白いプロセスでした。)

右:タイトル(未定)(β版・3分45秒 編集:伊藤翔・斎藤卓也)
4月〜7月にかけておこなった「湘南フィールドワーク」の概要をまとめたものです。函館でも、同様の活動をおこなう計画です。市電沿いに歩き、その成果を中吊り広告として掲出したいと考えています。これは、完成直前版です。

【X折り】
上記のふたつの活動をフライヤーのようなかたちでまとめました。少し文字が多すぎるかもしれませんが、だいたいの概要はわかるようになっています。記録として、参加者のリストも載せることにしました。クロス折りにすると、8ページの冊子になります。

・電車にゆられて、まちを想う。
[ 0707_enoden_x.pdf]

・うどんの国は、熱かった。
[ 0708_sakap2_x.pdf]

2007年09月18日

 浅草を歩く。

昨日(9月17日)は、もっ●ーと一緒に浅草に出かけました。28日からはじまる、「100人の浅草モダン」展のための素材撮りです。またしても、暑かった…。
じつは、いま使っているデジカメには「インターバル撮影」という機能がついています。これで、川井さんの「ライフスライスカメラ」とおなじようなことができます。首からさげて、30秒おきにシャッターを押すように設定して、2時間ほど歩きました。広角なので、ときどきケータイやボイスレコーダーを持った手が写り込んでいます。30秒だと、予想以上に前にすすんでしまうので、こんどはもう少しインターバルを短くして試してみようと思います。

【2007年9月17日(月・祝):浅草・雷門をくぐったあたりからスタート〜歩き回って〜都営浅草線入り口手前まで】

 歩く(8月)

・8月の歩数です。
→ グラフでみる8月1日〜31日の歩数

【ふりかえり】 すでに9月も半ばですが、まだ先月分を載せていなかったので…。暑くて、あまり歩いた気がしないのですが、それほど大きく落ち込むことはありませんでした。歩数計のほうは、なぜか、すぐに電池が切れるようになってきました。この31日間で185,551歩(1日平均5,986歩)。

2007年09月05日

 はるばる、函館へ。

【はこP1】
日時:2007年9月29日(土)〜30日(日)
場所:函館市(北海道)
内容:「とらP」(柴又・2004年11月+2005年4月)、「かなP」(金沢・2005年12月+2006年5月)「さかP」(坂出・2006年12月+2007年8月)に次ぐプロジェクトが「はこP」です。函館というと、まず「あの歌」が思い浮かぶので「はるばる…」と書いてしまいましたが、縁あって、こんどは秋の北海道へ(もう、寒いのかな…)。
わらしべ長者のごとく、偶然のご縁とご厚意に頼って、ケータイを片手に日本全国を巡る…。まだまだ続けます、“リサーチ・キャラバン”(旅する調査隊)。47都道府県制覇を目指そう!(いまのペースだと2051年に終了)。

【プレスリリース】(2007/9/5)
・函館フィールドワークについて(調査概要など)
[ pr_070905.pdf]

【トークライブ】
・今回のフィールドワークは、npo-koboの活動と連係しながら実施予定です。
トークライブ「旅・出会い・おみやげ——マチをめぐる経験のデザイン」にゲストとして参加します。
主催:npo-kobo
日時:2007年9月29日(土)18:00〜20:30(終了後、懇親会を予定しています)
詳細は → http://nextdesign.cocolog-nifty.com/npokobo/2007/08/3_c9a5.html

41.763905,140.716839
2007年08月14日

 ピリオドの向こうへ…。

は●きが入院した…と聞いたので、お見舞いに文庫本でも送ってあげよう、ということになりました。どうせなら、あの当時(といっても、彼はまだ就職して4年目ですが)の写真を添えたら面白いかもしれないと思い、しばしハードディスクを探索。木更津に行ったときの写真が出てきました。

【(記憶が正しければ)2002年10月末ごろ】
※写真をクリックするとスライドショーのように見ることができます(7枚)。

あの頃は、けっこうロモで撮っていました(AGFAは、まだ破産申請をしていませんでした)。ブログも、Google MapもFlickrもYouTubeもまだでした…。ところで、あまり考えずに病院宛てに荷物を送ってしまったのですが(そして、懐かしい写真は同封せず)、ちゃんと病室まで届くのかなぁ。

(♪One Night Carnival - 氣志團)

2007年08月11日

 リサーチ・キャラバン

beer.gif残暑お見舞い申し上げます。
無事に、坂出(香川県)でのフィールドワークが終わりました。このへんで、リサーチ・キャラバン(旅する調査団)について整理しておきましょう(前からやろうと思っていたので、白地図を塗ってみました)。規模のちいさいもの、やや“インフォーマル”なかたちで実施したものについては地図を塗らず、リストにのみ記載しました。このペースですすめると、47都道府県を塗りつぶすには、やはりあと数十年はかかりますね。(いずれは海外でもやってみたいし…)

地図は白いところがほとんどですが、ぱっと見たところ、つぎは東北、近畿、中国、九州地方のいずれかでしょうか…。どこに行けばよいか、アイデアなどありましたらご一報ください。

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・2003年
【東京都】丸ビル・六本木ヒルズ・汐留(大型複合施設を見物する)
 |場のチカラプロジェクトスタート|“ケータイ・チョーサタイ”発足|
 |“共有モブログ”(現在のktaifoto.net)スタート|きょうのシモムラスタート|

・2004年
【長野県】諏訪市(御柱祭)
【神奈川県】桜木町・野毛町
【東京都】葛飾柴又(とらP1)
 |卒業制作展(横浜赤レンガ倉庫1号館)に出展|

・2005年
春・秋:ハングアウト(たまり場のコミュニケーション)
【東京都】葛飾柴又(とらP2)
【石川県】金沢市(かなP1)
 |フィールドワーク展I(@銀座・artist in)開催|

・2006年
春:特別研究期間 秋:モバ!東京
【福井県】鯖街道・熊川宿(サヴァ!)
【石川県】金沢市(かなP2)
【東京都】東京駅(100人の東京駅)
【神奈川県】桜木町(メガネ調査)
【東京都】葛飾柴又(宵祭り)
【香川県】坂出市(さかP1)
 |フィールドワーク展II(@恵比寿・POINT)開催|

・2007年
春:まち{で, を, が}{あそ, まな}ぶ 秋:Reading Edge
【神奈川県】湘南エリア(江ノ電沿線)
【東京都】浅草(100人の浅草ロマン)
【香川県】坂出市(さかP2)
【北海道】函館市(はこP1) *予定
 |フィールドワーク展III(@自由が丘・gallery size)開催|中吊りギャラリー(@江ノ電車内に掲出)|

・2008年
【長野県】小諸市 *予定

2007年08月09日

 お(き)みやげ

ここ数年で、「ちいさなメディア論」(2001〜2002年)や「学習環境とコミュニケーション」(2001〜2002年)で扱ってきたテーマやアプローチが、“コミュニティの調査と地域メディアのデザイン”というかたちで整理され、プロジェクトとして実施できるようになってきました。冊子やポストカード、中吊り広告、ゲームなど、まとめかたはさまざまですが、いずれも、地域のあたらしい理解を創造し(発見・再発見)、関係形成やコミュニケーションの促進に役立つ「ちいさなメディア」です。フィールドへのアクセスの問題から、作成された「ちいさなメディア」の公開・流通というところまでの「しかた」をデザインすることがテーマです。今回、坂出では、1泊2日で30秒のCM映像をつくるという、ワークショップ型のフィールドワークを実施しました。

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最近は、「おみやげ/おきみやげ」について考えています。「おみやげ」は、旅先などで、持ち帰る(あるいは人に贈る)ために、その土地で手に入れます。記念写真は、その地に足をはこんだという記録になって、家族や友だちに写真を見せることで、その経験を共有することができます。キーホルダーやペナント(最近は見かけない?)を集めていけば、じぶんの旅の足跡を積み重ねてゆくことができるはずです。そして、お菓子のたぐいは、場所の経験を舌に覚えさせてくれます。
フィールドワーカーには、みずからが見たこと・感じたことを「おみやげ」として持ち帰り、それを報告する使命があります。フィールドワークの経験を、再構成し表現しようとすることをつうじて、その土地の生活や文化が「見える」ようになるので、わかりやすく整理して、みんなに「おすそ分け」をすることが重要なのです。

さらに考えてみたいのは、「おきみやげ」です。「おきみやげ」は、なんとなく、前任者が未処理のまま置き去りにした「残務」のようなイメージがあって、もう少しいいことばをさがしたいとは思うのですが、つまりは、「何か」を置いて帰るということです。もちろん、今回のようにその場で「何か」をつくって、文字どおり置いて帰るのが難しい場合は少なくありません。その場合でも、「おきみやげ」について、考えてみる必要があります。たとえば、これまでに作成したポストカードは、あとからかならず調査した地域(コミュニティ)に送り、活用してもらえるようにしてきました。「中吊りギャラリー」(2007年7月9日〜20日)は、調査対象となったエリア(および対象となったひとびと)の日常的な場面にできるだけ近づいて、フィールドワークの成果を報告する試みです。フィールドワークの経験は、ぼくたちの手許だけで活用するのではなく、その土地に「還る」必要があるのです。

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さて、以下が坂出で作成された30秒のCM(ビデオ)です。4つのグループが、それぞれの取材をおこない、それぞれのアイデアで編集作業をすすめました。ぼくたちの「おきみやげ」はどうなるのか…。それは、地域のかたがたにおまかせするしかありません。決して、無責任なことを言うわけではなく、けっきょくは、地元のひとが創らなければダメだと思うからです。そのきっかけづくりになるような、少なくとも話のタネになるような、「何か」を置いて帰ることが、ぼくたちの活動の意味だと考えています。
地域メディアとしてのデザインが優れているならば、「置いて帰る」は、きっと「置いて変える」となり、微力ながらも地域に貢献することになるはずです。


【上左:「坂出は、匂う。」/上右:「再発見 坂出」/下左:「お∩お∩お=坂出」/下右:「ずっと…」】
※YouTubeのページに行くと(まん中の再生ボタンの外側をクリック)、大きなサイズで見ることができます。