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  • 82025108 が更新を投稿 2020年5月11日 19:24

    • 82025108 さんが3年 12か月前に返信

      アップロードの関係で距離が前後しています。
      また、写真の解像度の関係でアップできなかったため、解像度を落としてあります。

      • 82025108 さんが3年 12か月前に返信

        家の中の何を撮れば面白いのか、どう撮れば面白いかを考えていたが、最終的にはリビングの窓際を撮ることにした。この隣にあるソファでよくくつろぐのだが、その時もオンラインでの授業が終わり、ソファに寝っ転がっていた。そこでふと、「何を撮ろう」と言う視点で見慣れた景色を見渡してみると、かっこよく撮れそうな場所があった。それがここだった。なにをどう撮るかよりも、かっこよく撮りたいが勝り、カメラのシャッターを切ることになった。

        はじめに、この場所の全体を撮れるような場所に移動した。撮ってみて、気が付いたのだが、僕はこの場所をこの画角で捉えているのだと言うことに気づいた。というのも、リビングという枠で捉えればもっと広角で撮らなければいけないし、観葉植物を撮ろうとすれば、もっと近寄ってひとつの鉢を撮ることになる。つまり僕はこの場所を語るのに、映すのにソファが映って欲しかったし、3種類の植物、下の台、カーテンにも映っていて欲しかった。

        次にそこから離れて撮ろうと思い、離れようとしたが、僕はここでも悩むことになる。どの角度で、どの程度離れるのか。課題には距離を変える、とあったが、物理的な距離を撮らずとも角度を変えることで、対象物との心理的な距離は変わってくる。さて、どうやって距離を取ろうか。結局、僕はその場所が見えなくなるところまで離れてみて、そこから覗くようにしてカメラのシャッターを切った。いつもぼんやりと眺めている場所を、物陰から(正確に言うと、階段を登り、階段の踊り場である)覗くと言うのは奇妙だった。そっか、ここからもあの場所は見えていたのかという発見と、そういえば家の階段の踊り場に立ち止まったことはないかもなという2つの発見があった。そこではじめて、自らが異化されていると実感した。

        家の中にいても、こんなことができるのかと思い、これからの「フィールドワーク法」がより一層楽しみになった。

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